【開催報告】12/7ひろしまAI部「マイクロンメモリ ジャパンAIチャレンジ」を行いました!
こんにちは!ひろしまAI部運営コンソーシアム事務局です!
2024/12/7(土)に、ひろしまAI部企業訪問AIチャレンジの一環として、「マイクロンメモリ ジャパンAIチャレンジ」を行いました!
マイクロンメモリ ジャパン株式会社様の全面バックアップのもと、10校27名の高校生等が参加。半導体が製造されているクリーンルーム視察、VR体験、AIやデータサイエンスの実例紹介の体験・見学に加え、ワークショップ&発表会を行いました。
Micronについて
マイクロン・テクノロジー(Micron Technology)は、1978年に設立され、半導体メモリの設計・開発・製造における世界的なリーダー企業として知られています!
アメリカに本社を置き、世界各地で事業を展開する「マイクロン」ですが、日本では「マイクロンメモリジャパン」があり、なんと広島県東広島市に大規模な工場を構えています!
ここではAIの技術革新を支える、最先端半導体メモリの開発と生産が行われています。
体験・見学内容
1.クリーンルームツアー(C/Rツアー)
まずクリーンルームを見学しました!
クリーンルームでは様々な製造装置の中に半導体の材料となるシリコンウエハーを投入して加工する様子が見学できました。入室前にはクリーンスーツを着用し、ゴミを徹底的に除去しました。微細な半導体メモリを製造するための、徹底した清浄度管理に驚きました。
2.VR体験会
次にMeta Quest 3を使ったVR体験を楽しみました!
工場内の安全管理に必要な知識をクイズ形式で学べるこの体験は、ゲーム感覚で進められ、とても楽しかったです!VRを通じて工場の中で働いているかのような体験ができ、工場の仕組みを学べる新鮮な体験でした。
3. データサイエンス/AI実例紹介
次に参加したのは、マイクロンが社内で開発・展開しているデータサイエンスやAIの紹介セッションです!
業務効率化やより精度の高いデータ管理・分析を可能とするためのデータサイエンス技術を学び、AIやシステム構築の理解が深まりました。特に社内開発の会話型AIの精度の高さに驚かされました。
ワークショップ&発表会:未来を考える議論の場
見学の締めくくりとして行われたのが、ワークショップと発表会です。テーマは以下の通りでした:
「本日体験したC/RツアーやAI活用実例を参考に、日常生活や他分野への応用アイデアをグループで考える」
各グループで意見を出し合い、議論の後に6~7分のプレゼンテーションを行いました!
グループごとの発表内容
A班: 日常生活をより便利にするAIとVR活用
書類管理AI
学校の書類をAIが自動で整理・テンプレート作成し、手続きを効率化。
VR探求
現地をスキャンしてVR化し、探検活動の事前準備に活用。
B班: 安全管理と効率化を追求
センサーによる24時間監視
水族館の水温管理や工場の異常検知にセンサーを活用。
ルート案内AI
建物内の最適な避難ルートをAIが案内し、防災対策を強化。
C班:多面的な社会課題解決を目指した提案
高速道路の状況可視化
高速道路の混雑状況をリアルタイムで可視化し、交通渋滞の軽減に貢献。
VRによる理科実験の仮想体験
危険な実験をVRで安全に体験できるシステムを提案。
参加者の声
参加した生徒たちからは以下のような感想が寄せられました。
「今後増えていくであろうAIの新しい使い方を知れて良かったです。」
「見学内容と事前学習を結びつけることで、AIやシステム構築についてより深く理解できました。」
「最新の技術の実用例を知り、意見を出し合うことで考えを深めることができ、とても良い経験になりました。」
参加者の皆さんの積極的な姿勢や素直な感想に、私たちも大きな刺激を受けました。
今回の経験が、未来を考えるきっかけやキャリアのヒントになれば嬉しいです!
まとめ
今回のマイクロン見学では、AIやVRを通じて最先端技術に触れ、未来の可能性を感じる貴重な機会となりました。ひろしまAI部では、これからも高校生が楽しみながら学べるイベントを企画していきます。
AIに興味がある方、ぜひ次回の活動に参加してみてください!
最新情報は公式ホームページから!
最新のプログラムや活動については、ホームページをご覧ください!
また、コンソーシアムの参画企業・参加高校も随時募集中です!
お問い合わせフォームからお気軽にお問い合わせください!