【開催報告】AIが切り開く未来のものづくり!北川鉄工所での「AIチャレンジ」開催レポート
皆さんこんにちは!
ひろしまAI部運営コンソーシアム事務局です。
2024年12月24日(火)、ひろしまAI部企業訪問AIチャレンジの一環として、ひろしまAI部「北川鉄工所とAIチャレンジ」を行いました!
株式会社北川鉄工所様の全面バックアップのもと、5校16名の高校生等が参加。福山工場にて日本の製造業(ものづくり企業)の最前線を見学し、今後のAI活用の可能性を探る貴重な機会となりました。
工場見学:ものづくりの原点から未来へ
北川鉄工所は、創業100年以上を誇る歴史ある企業で、最新鋭の設備とDX技術を取り入れ、未来志向のものづくりを進めています。福山工場の見学では、センシング技術を駆使した自動化された製造ラインや、人とロボットが協働する場面を目の当たりにしました。
参加者からも驚きの声が上がりました。
「溶けた鉄が流れ込む様子を初めて見て、とても興味深かったです。製造現場がどれほど精密に管理されているか実感しました。」
「工場内でロボットが動き、人の作業が最小限に抑えられているのを見て、AIの力を実感しました。」
工場見学を通じて、進化し続けている製造業(ものづくり)を知るいい機会となりました!
ワークショップ:AIで描くものづくりの未来
見学の後は、参加者同士でアイデアを出し合うワークショップが行われました。「ものづくりにおけるAIの活用」をテーマに、若手社員の方と一緒に議論をしました。限られた時間の中、製造現場で見たリアルな課題などを元に、AIを使った解決策を考える時間は刺激的なものとなりました。
ワークショップの成果として、様々なアイデアが生まれました。
AIによる自動運搬システム:工程の途中は人間による運搬作業をしているが、AIで運搬できるのでは。
危険な作業をAI化:1,500度での鉄を溶かす工程で、ほぼ機械化されているが、人間の手で作業するところも残っているのでAI化するのはどうか。
AIによる作業手順書の作成:1人で複数の機械を管理することもあったため、人材育成の観点から、AIで作業手順書を作成するのはどうか。
AIによる品質管理(検品など)の自動化:製品の微細な不具合をAIで即座に検出するシステム。
イベントを通した生徒の感想
「ものづくりの現場を見ることで、普段の生活がどれほど支えられているかを実感しました。」
「AIやDXに関する考えや知識が深まり、とても有意義な時間を過ごせました。」
「初めて工場見学をしたことで、製造現場の規模や技術力を知り、これからの進路について新しい視点を得ました。」
イベント全体を通しての学び
この「北川鉄工所AIチャレンジ」を通じて、参加者たちはAIの可能性をより身近に感じることができました。普段の学校生活では触れることのできないリアルな製造現場や最先端の技術に触れることで、多くのインスピレーションを得られたようです。
また、「地元にこのようなグローバル展開をしている大きな企業があるのは初めて知った」「これからの進路を考える上でとても参考になった」といった声も聞かれました。北川鉄工所が地域社会や産業を支えている姿を学ぶ中で、参加者たちは未来に向けた新たな視点を得たことでしょう。
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