個人間売買の始め方 その1
メルカリ、ヤフオク、ラクマなど個人間売買の方法はいくつか思いつく人は多いはず。いわゆる個人間売買が活発に行われており、特別な知識がなくてもオークションやフリマアプリを使って不用品を手軽に売買できるようになりました。
手軽に売買できるようになりましたといっても、フリマやオークションを使ってのオークション販売を始めることに二の足を踏んでいる人向けに自分の経験が役に立てばということで、この10数年自分のオークションやフリマアプリへの取り組みついて共有していきたいと思います。
ここで1点申し上げておきたいのは、ネット上によくある「月に数十万円から数百万円稼ぐ秘訣」ということではないということです。
「ヤフオクのやり方を教えてください」
10年以上前のある日、同僚の女性が「不用品はヤフオクで、本は読み終わった後Amazonマーケットプレイスで売のよ」という話を思い出し、このようにお願いしたのが私とヤフオクとの出会いでした。
今では「メルカリとかラクマとかやらないのー?」ってこちらから聞いたり、出品前、出品後の苦労話で盛り上がったりしているように、若干立場は逆転しています。
ヤフオクのやり方を頼み込んでまで習得したくなったきっかけは、ちょっと風変わりな仕事の依頼を受けたからでした。
「生地をヤフオクで販売する仕事があるから手伝って欲しい」
そこで生地を在庫している倉庫を、一度見にいって見ることになりました。
その倉庫は倉庫というより、閉店したスーパーの中に3段の棚があり、一反ものの生地が置いてありました。そのほかに、倉庫の外にコンテナがあり、その中にも生地がぎっしり詰まっていました。
話を聞けば、生地のオークション販売しているグループは以前は3グループあり、そのうち1グループが撤退してオークションアカウントに空きができたので、自分たちのグループにお鉢が回ってきたのです。
生地のオークション出品までの手順はと、コンテナの中から売れそうな生地を取り出し、屋内倉庫の棚に持っていきます。一反ものの生地から少量ハサミで切って写真撮影用として使います。
倉庫は薄暗いですが、写真撮影や生地の切り出し用の作業台があって、そこは蛍光灯の光が当たっています。
光の当たり具合によって色が違って見えたり、ただ正面から撮影をするだけではなく、柔らかさを写真でわかるようにするため捻った状態の生地を撮影したりと、写真撮影1つでもコツがいるものです。
サンプルと写真を家に持って帰りヤフオクへの出品作業をします。
次回に続きます。