亀日記1/18
うちの亀はニホンイシガメという種類。名前はまだない。
亀と呼ばれている。
昨年も冬眠して寒い季節を乗り切ったので今年も大丈夫だろうと思っている。
どのように乗り切ったのかというと、偶然に敷いていた少し柔らかめの人工芝の下に潜っていたからだと思っている。
なので、今年は早い時期から人工芝を多めに敷くようにした。水槽の真ん中に敷いた人工芝の上に陣取って寝ていた。
潜らないのかなと思っていたら、朝の気温が氷点下になった1月中旬ぐらいから人工芝に潜るようになった。人工芝にサンドされている状態だ。
ヒーターを入れてあげたいけど、自然の亀にヒーターなんてない。
そういえば、同じように冬を越した商店街にある床屋さんの亀はアカミミガメで、昨年は寒い時期にも泳ぎ回っていた。アカミミガメは寒さに強いのかと思っていたら、先日水槽の片隅で動かない。そこに何があるのかと見てみるとヒーターの上に乗っかっているのだ。
やはり甲羅より腹側が温かいのが良いのだろうな。
亀の本を読めば、亀の冬眠は砂と落ち葉を入れて潜ってもらうみたいに書いてある。水が汚れたり落ち葉から何か亀にとってよくないものが溶けたしたりしないのだろうかという懸念があって、うちは人工芝に留めている。
昼間は蓋を少し開けて日光を取り入れ、日が落ちるころに蓋をする。夏は暑くないか、冬は寒くないか、人間が亀の心配なんてしなくて良いのだろうなとは思うが、飼い始めたからには亀も仲間だ。親も毎朝亀を見るのが日課になっている。
冬を乗り越え、また元気な姿を見せてほしい。