2023.02.17. 私の人生はこうあって欲しいけど、仕方がないか……
グラミー賞の呪縛(←私が勝手に縛ったものだけど)から逃れて、ようやく通常運行。
……なんて書いていたのに、寝落ちしてました。まぁ、これもまた通常運行かな(笑)
まぁ、逆にテーマが決められた方が書きやすいこともあるけどね。
そして偶然にも帰り道のBGMがMylene Farmerの「Ainsi soit je…」
このアルバムとの出会いは高校時代に観たタイトル曲のMVでした。
正確にはMVの紹介で「内容的に放送出来ない」と話していただけで、実際には観ていないのですが、多感な時期にこんな紹介をされ、おまけに触れたことの無いフレンチポップスというジャンル。とりあえず訳も分からず綴りをメモして、CDショップに駆け込み、即購入でした。
いざ聴くと時計の音から始まる語りにも近い「L'Horloge」から、ポップな中にも童謡の様な物悲しさも感じる「Sans contrefaçon」、ひたすら語りかけるような「Allan」、出だしの“EH MEC!”が印象的なダンス曲の「Pourvu qu'elles soient douces」、舞台でいうところの幕間的な「La Ronde triste」を挟んでの後半は怒涛の展開。
タイトル曲でありひたすら悲しげな「Ainsi soit je...」から始まって、一転して曲は爽快な(歌詞は重いけど)「Sans logique」、そして曲も歌詞も重い「Jardin de Vienne」。
最後は舞台でいうとカーテンコール的な「Déshabillez-moi」から、動物の鳴き声をサンプリングしたタイトル通りの「The Farmer's Conclusion」。
コンセプトアルバムでは無いけれど舞台を観ているかのようなアルバム構成で、単純にフレンチポップスみたいにジャンルわけしちゃいけないのかも。
ちなみにこのアルバムが気に入ったら、次のアルバムもおすすめ。
ドップリはまったのなら、初期のアルバム4枚にライブアルバムやらダンスリミックスアルバム、様々なバージョンの曲を集めたコレクション盤もおすすめ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?