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陳雲 経済計画を主とすることの堅持を求める 1982/01/25

這是陳雲同志同國家計劃委員會負責同志座談會時的講話。1982年1月25日。《陳雲文選第三卷》人民出版社1995年, pp.309-311

 1年の計は春にあり。私は今日話すのは計画経済を主として市場調節を補とすることをいかに堅持するかという問題である。私は省、自治区、直轄市党委員会第一書記座談会で既に一度話している。農業が生産責任制を始めたが、なお上で述べた原則を守る必要がある。例えば郊外区は野菜を育て、養っている豚を出荷する計画が必要であり、煙草の葉の畝数は増やすことができず、糧食を育てる面積は減らすことができない。人民の生活を高めねばならないが、しかし国家に多くの金があっても、こちらにいくら、あちらにいくらとすべて必要なのは計画である。人民の生活は改善が求められている。改善してよいが、改善の幅はよく研究する必要がある。それにあの言葉があるー全体を見よ、まずは食べることだが、その次は建設することだ。食べてしまい使い尽くして(ただ食べて消費してしまえば    吃光用光)、国家に希望はない。食べた後に、余力で生産建設してこそ、国家に希望はある。まずこの点をしっかり把握することだ。
 首都鉄鋼の経験は、私がみるところ、この一つの問題を説明している。私たちの企業のなかでは、計画があるべきだ。製品に販路があるかどうか、原料はどこから来るか、すべてよく計算されてこそ、経営はうまくゆく。我々は過去、この流れを重視していなかった。販路があるかどうかを気にせず、原料がどこから来るか考えもしないで、入るもの出るものすべて考えて計画していなかった。この点でいえば、資本主義企業の中は相当計画がある。計画がなければだめだ。経済委員会というこの機関は、生産をよく組織せねばならない。工作からいえば、企業は一層であり、経済委員会は一層であり、計画委員会もまた一層である。計画委員会は全国の大きな計画を管轄し、経済委員会はそれぞれの部門の配分適否(協調)を管轄する。あることがら(事情)は企業に任せて良いが、どれを任せてどれを任せないかは、具体的で適切であること(恰當)が必要だ。上層機構はもっぱら大きな問題を考慮する必要である。私が昔話したことだが、昔の商人の中には、瓜皮帽をかぶり水キセルを手にした人、つまりもっぱら戦略問題を考える人がいた。我々の現在の経済機関はこの方面の問題をあまり考えていない。我々にはこのような戦略家が必要である。計画委員会はこのようなことがらを管轄すべきであり、前後を考え、軽重を考える。どれが重要でどれが重要でないか。どれが先でどれが後になるか。こうした問題を計画委員会は考えるべきである。
 私の経済問題についての最初の本は、1956年から1962年の間のもの。書記処研究室が最近編んだ一冊は1949年から1956年のもの。あの一段階において、私は無我夢中でやり遂げることができた。それゆえ多くの点を十分ではないがなすことができた。ぶつかった問題については新たな観点を出せた。ぶつかっていない問題では新たな観点をだすことはできない。東北から(北京に)入るとき、ある同志が聞いた。これからどうすればいいですか?と。私は答えた、地盤をすこしずつ増やす(安下)ことだと。1949年から1956年、我々は経済戦線で、経済の統一と物価の安定、統一購入統一消費、そして社会主義改造という三大戦役の闘いを進めた。(その最後の社会主義改造は)低い形式から最後には完成した。
 計画が完全というには訂正が不十分であること、ある部門、地方、企業が国家計画の達成(執行)に熱心でないこと(不堅決)。この二つ(両面)はともに要注意である。(権力の?利益の? 何の分散なのかここは説明が不足していて意味が明確にとれないので文章が削除されたのかもしれない 福光)分散については、現在大部分は、地方、企業、あるいは政府(公家)の手中に分散しており、毎年国庫券で獲得できる。中央財政は地方から税をとる方法を考えねばならない。
 現在計画は歓迎されない。そこで今日、年のはじめに、私は計画委員会の何人かの責任を負う同志を探してこのことをはなした。計画委員会が空砲をうつのはどうだろうか?それでも地に足がついたものでなければ。過去の経験を忘れてはならない。過去計画委員会が速度を決めた。百分の十なら百分の十、百分の二十なら百分の二十だ。そうあるべきだ。建設するには足が地についていること、一定の順番どおりなら速やかにゆくし、急ぎ過ぎると結果遅くなる。これは長年の教訓だ。計画委員会の仕事はむつかしい。去年12月、私はあの四点を話した。主として経済を計画することを重視(強調)した。重視しないのは駄目だ。さらに現在特区を行うことについては、各省はみな(特区を)やりたいと考え、みな規制緩和(開口子)を考えている。このようなことでは外国資本家も国内投機家も皆出てきて、投機しまくることになる。だからそれはできない。特区の最初にすべき問題は経験を総括することだ。

#陳雲 #特区 #計画 #計画経済

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福光 寛  中国経済思想摘記
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