楊天石, 沈志華 中国史公開講座 upload in 2019-2020
楊天石*(1936-)(中国社会科学院)蒋介石日記和蒋介石其人 2019/10/01
24小時大講堂(北京圖書館)
蒋介石は共産党の闘争土改に対して、孫中山の和平土改 双方贏改の方針を受け継いだが大陸では実行できなかった。このことが最終的に大陸を失う大きな原因になった。共産党の廃除私有制、階級闘争、暴力革命に対して、蒋介石は保護合理的私有制、階級合作、非暴力改革を唱えた。国際的には、中国の版図外の被抑圧民族の独立を支持した。大陸で土地改革を実現できなかったのは国民党内に利害関係者を抱えていたため。台湾では外省人として利害がなかったので土地改革を実現できた。
楊天石(1936-)(中国社会科学院)孫中山与辛亥革命 2020/08/07
首都講壇 2011年8月13日(土)
長年続いた君主専制制度が辛亥革命によって終息した。この革命は「勝利迅速、代価很小」とされる。この革命はなぜ起こり、なぜ、このような特徴をもつのか。この革命に先立って清朝政府は各種の改革を進め成果もあがっていたが、依然として政体の改革をおこたっている(憲法は作られたが君主専制制を維持する内容。国民の権利は法律の範囲内という形で制約された。内閣制も導入されるが、満州皇族による支配に変わりはなかった。)ことへの不満が広がっていた。他方、孫中山ら革命派の中にはもともとは拝満主義の主張(清明戦争のとき1645年の揚州で清軍が80万人を虐殺したとされる揚州大虐殺が言及されている)もあったが、民族の違いを超えて革命派が団結する考えでまとまることができた。また満族の皇族への優遇策をとることで円満な退位を促した。清朝政府の債務、条約の継承、外国人人命・財産の保護をうちだすことで、外国の干渉を防いだ。政体についての様々な主張の人々が団結した。清朝政府を倒すのには、軍事力をもつ袁世凱を利用できた。
楊天石 從蔣介石日記看國共關係
沉志華(1950-)(華東師範大學)揭秘朝鮮戰爭 2019/08/15 揭秘:暴露
天一講堂(寧波市圖書館)
沉志華(1950-)(華東師範大學)毛澤東,赫魯嘵與中蘇分裂 2020/04/17
世紀大講堂(香港の鳳凰衛視の番組)前編と後編がある。
前編の放送は2005年9月17日。後編の放送日は不明。
キャスタ―の曾子墨(1972- 中国人民大学卒 米ダートマス大学卒後 モルガンスタンレー その後 鳳凰衛視へ)にも注目。番組の中で沈の経歴なども紹介されている。中ソ分裂の原因として、両国の発展段階の違い。ソ連が米国を含む世界経済システムのなかで、米国との関係を緩和し、安定した経済の発展をめざしていたこと。これに対して中国は世界的に孤立していたこと。つぎに両国は国際共産主義運動の主導権を争っていたこと。そして毛沢東にすれば、社会主義建設の中国の進め方である人民公社を、攻撃を受けたことがその怒りに火をつけることになった。
参考:沈志華「中ソ同盟の決裂:原因と結果」『法政理論』(新潟大学)40巻2号2007年12月, 219-257
沉志華*(1950-)(華東師範大学)朝鮮対抗心理透視 2019/08/05
世紀大講堂 2013年放送分と思われる。
キャスター 田桐