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Why Japan is so rich and why Japan could rise again?

 日曜日の午後 外も暑いのでyoutubeを2本眺めた。一つはHistory ScopeののWhy is Japan so rich?これは投稿は2023年5月2日。9月10日閲覧時の閲覧数は77万である。

 明治維新から現代までを俯瞰しているのだが、正直なところ感心しながら見た。政府の役割が大きく、政府が企業に代わりリスクをとって工業化を進めたこと、工業の発達において、国内資本が大きな役割を演じたことで、外国資本への依存を避けられたことなど。戦後については、比較優位にある産業に特化する戦略が成功し、国民の教育水準を高めることで人材の供給にも成功したことなどを挙げている。
 ただ直近の30年の停滞をどう考えるかは結論がなく、今後について曖昧なまま終わっている。そこで以下のビデオを続けてみた。Visual Economic ENのWhy Japan could rise as an economic super power?だ。こちらは2023年8月10日投稿。9月10日閲覧時の閲覧数は24万弱である。

     このビデオは、日本経済の衰退の原因として、高齢化や移民に寛容でないことを背景として労働力が不足していること、ベンチャーキャピタルなどへのリスク投資が少ないこと、(すべての商品についてではないだろうが)輸出よりは国内消費中心の経済であること、労働生産性の低さ、年功序列賃金など労働市場の問題、の4点を上げている。---これらの問題点の上げ方については、おそらく異論があるはずだが、反面、そうした指摘する人が過去にいたことも確かだ。それで復活の要因として挙げているのは、米中対立などを背景に、日本への投資が増えていること、それから、日本政府が移民政策を見直そうとしていること、の2点である。この結論については、確かにそのような意見もありうるとは思った。


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福光 寛  中国経済思想摘記
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