皇居東御苑
皇居東御苑はいいところらしいと聞いて数年経って初めての訪問。訪問した感想は、確かに良いところ。都心の緑は貴重でありがたい。自然の緑も良いが、手入れされた緑にも別の気持ち良さがある。ただかなり広いのでここを見学するなら、ゆっくり時間を過ごす気持ちが前提だ。
見どころは大きく二つ。一つは焼失した天守閣のあと。天守閣は明暦の大火(1657)で焼失。以後再建されなかったものの、残された石垣からその壮大さは想像できる。天守閣前の大奥跡と本丸跡には広大な芝生が広がっている。そして今一つの見どころが、復元された二の丸庭園。この二つをゆっくり見るには途中の休憩を考えると2時間程度の時間が必要だ。
隠された見どころは堅固な石垣だ。石垣からは徳川幕府の強大さを感じることもできる。徳川幕府はこの強固な江戸城に依って、長州や薩摩と十分戦えたかもしれないとふと感じた。
東御苑へのアクセスは大きくは二つ。一つは地下鉄竹橋から平川門。もう一つは地下鉄大手町から大手門。朝9時開門。季節により閉門時間は午後3時半から4時半まで変化する。月曜金曜は閉園。
東御苑は、宮内庁所管。入場は無料。入園には手荷物検査がある。
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