国籍別訪日外客数(2) 2015/2017
上位の4ケ国地域からの外客数で74.21%およそ4分の3である。中国、台湾、香港からの合計が49.32%。つまり半分は中国語圏である。全体の伸びが2年間で45.36%(年率で20.5%程度)。韓国、インドネシア、ベトナム、フィリピンなどがそれをさらに上回る勢いで増えている(写真は成城大学3号館ベランダ)。
2017年のランキングを2014年(別掲「国籍別訪日外客数(1)」参照)と比較すると、台湾と中国の1位と3位が入れ替わったことが顕著な特徴である。2017年の数値で見ると中国からの渡航客は台湾からの数を279万余り、比率で61%余り上回っている。もう一つは総人口と対比した訪日外客数の数値である。これが10.55%から22.64%へと、わずか3年間で倍増している。きわめて急激な外国人観光客数の増加が生じたといえる。
なお参照統計として、「日本人の海外渡航先」がある。
2015 2017 2017 a b b-a (b-a)/a b/c
中国 4,993,689 7,355,818 2,362,129 47.30% 25.63%
韓国 4,002,095 7,140,438 3,138,343 78.42% 24.89%
台湾 3,677,075 4,564,053 886,978 24.12% 15.91%
香港 1,524,292 2,231,568 207,276 46.40% 7.78%
アメリカ 1,033,258 1,374,964 341,706 33.07% 4.79%
タイ 796,731 987,211 190,480 23.91% 3.44%
オーストラリア 376,075 495,054 118,979 37.64% 1.73%
マレーシア 305,447 439,548 134,101 43.90% 1.53%
フィリピン 268,361 424,121 155,760 58.04% 1.48%
シンガポール 308,783 404,132 95,349 30.88% 1.41%
インドネシア 205,083 352,330 147,247 71.80% 1.23%
イギリス 258,488 310,499 52,011 20.12% 1.08%
ベトナム 185,395 308,898 123,503 66.62% 1.08%
総数c 19,737,409 28,691,073 8,953,664 45.36%
総人口d 127,095,000 126,706,000
c/d 15.53% 22.64%
資料:国際観光振興機構「日本の国際観光統計」
総人口は総務省の推計人口から
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