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石井泰幸 現代の中小企業が抱える現状と課題―逆境を乗り越える中小企業の経営とは何か 2024/06/15報告要旨

公益財団法人政治経済研究所中小企業問題研究室研究報告 講師 石井泰幸氏 2024年6月15日午後2時から4時 方式:Zoom Zoomアクセス情報は、ここをクリックして、HPから参加申し込んだ人に前日配付
なおPEATIXの告知から申し込むこともできます。

報告要旨
 我が国においては、中小企業が全企業の99%で構成されている。このうち、第一次産業や第二次産業の中小企業は、有形物を資産とするゆえに一定の経営基盤を持っている。ここには、設備のみならず技術も含まれており、これらの経営基盤によりある程度の持続可能性が見込まれる。一方、全産業のうち70%を占める第三次産業は、第一次産業、第二次産業とは異なり、物的な経営基盤を持たないため、経済環境といった外的環境による影響を受けやすい。
 例えば、今回のコロナ禍は、飲食産業に深刻な経済被害を与えた一方、社会全体でテレワークや巣ごもり需要の高まりで、IT産業は恩恵を受けた。しかし、ITバブルの崩壊に際して、多くのIT企業が倒産したことからも明らかなように、IT企業が常に安泰とは限らない。つまり、中小企業が生き残るためには、業態の如何を問わず、地に足のついた経営を行うことが第一なのである。
 そこで、本報告では、中小企業が生き残る経営の在り方のヒントをC. バーナードやP. F. ドラッカーをはじめとする経営学者の思想にさかのぼることによって探っていきたい。なぜなら多くの中小企業の経営者が不況を乗り切るにはマニュアル化された技術論だけでは不十分であることを知っているからである。だからこそ本報告では経営学における巨人の思想の核心を皆さんに知っていただきたいと考えている。

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