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市政会館・日比谷公会堂

 久しぶりに千代田区立日比谷図書文化館(旧都立日比谷図書館)を訪ねた折りに、市政会館・日比谷公会堂の写真を撮った。この建物は安田善次郎の寄付により、昭和4年1929年10月に竣工したもの。設計は佐藤功一(1878-1941)。地上6階地下1階、塔屋部分が4階である。施工は清水組(現清水建設)。関東大震災復興のシンボルの一つ。都心のビルが絶え間なく建て替わってゆくなかで、長く日比谷公園のランドマークであり続けている。 国会通りに面しては市政会館の、そして大噴水前の第二花壇(令和6年2024年5月まで工事のため閉鎖中)に面しては日比谷公会堂の、それぞれの正面入り口がある複合建築である。
 意外なのは今年令和5年2023年2月15日東京都文化財保護審議会の答申により東京都指定有形文化財に新たに指定されたこと。指定の知らせを聞いて、もっと早く指定されていて当然の建物であるのにと、未指定であったことに少し驚いた。
 アクセス 都営地下鉄三田線内幸町A7出口が最も近い。

市政会館正面入り口
竣工図(2階平面図)
右半分が市政会館、左半分が日比谷公会堂である
下の写真は稲垣純也氏のもの。クリックすると下部のドア部分まで見れます。


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福光 寛  中国経済思想摘記
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