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張聞天 階級闘争拡大に反対する 1964/02
《不能把階級鬥爭擴大化》載《張聞天社會主義論稿 修訂版》中共黨史出版社2010年pp.242-243 「社会主義政治経済学筆記本」1964年2月3日及び2月7日分より(写真は成城大学成城池傍の小道)。
p.242 一
多くの思想上の矛盾は、認識上の違い(差別)を生み出す。この種の違いは二種類の異なる世界観が生み出したものでありうるが、同一の世界観が生み出すこともありうる。同一の世界観に基本属しているが、しかしまた違いがあるということもある。二人のマルクスレーニン主義者が、同一の事物に対する認識がまた完全に同じであるのは不可能だったとして、またしばしば同じでないのでそこから議論(争論)が生まれる。この議論は当然階級闘争とはいえない。
二
労働者、農民。知識分子の間の矛盾、国家、集団(集体)、個人の間の矛p.243 盾は基本的に衝突によって解決される(対抗性的)矛盾ではなく、労働人民内部の矛盾である。この種の矛盾の解決方法は、主要は批判(批評)と自己批判であって、階級闘争ではない。一律、階級闘争を求めるのは、(階級闘争)拡大化である。
三
資本主義の残余(思想的であれ政治的であれ)の消滅と社会主義の建設とは分けることはできない。
社会主義の建設には経済建設とともに政治思想建設が含まれる。
消滅と建設を比較すると、建設が主要であり、建設のための消滅である。
#張聞天 #階級闘争 #社会主義 #資本主義 #成城大学キャンパス
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