会計のことは、それほど…。

なんと半年ぶりの更新になってしまった。

思えば今年は突っ走りすぎた感。

今年は去年みたいに本の執筆とかしてないのに、年中働きづめだった。ちょっと落ち着きだしたのが、紀要の原稿を脱稿した11月。

でもその後も、全然忙しかった。

というのは、ここ2年くらい、呉市さんの中小企業・小規模企業振興プロジェクトにかかわらせていただいている。具体的には、事業承継の活性化。

ご興味があれば、詳細はこちら。この条例のもとで、事業承継支援の専門家や金融機関・地方自治体の担当者、中小企業団体の担当者や若手経営者などが集まり、定期的にワーキンググループが開催されている。そこに入れていただいている。

で、実はこの3月に、呉市さんやワーキンググループの方々のご協力のもと、呉市の企業さんにどかーんと割とでっかいアンケートをさせていただいた。有効回答をいただいた企業さんだけで450社ある。

内容は、管理会計と事業承継。5月くらいにはほぼ回答が返ってきたので、SPSSの本見ながら統計の使い方ほとんど一から勉強して、見よう見まねであれやこれやいじってみた。

…ら、割と予想してた結果が出たっぽい。

俺、だいたい勘がはずれるヤツなのに。

んで授業負担もそんなにないのに12月バタバタしてたのは、その報告書を一生懸命作ってたから。(11月までは、クォーター制の授業が集中してめちゃしんどかった)

1月中には報告書は完成・製本する予定です。

予定、です。

予定です…

ただ、その報告書作りをしながら、あるイベントで出会った若社長さんにお時間を頂戴してインタビューしてみたら、うならされるような話が(仕事でお疲れのところ、有難うございました!)。

若社長さんがお父さんから会社を継いだときに、業績とか管理会計とかの出来具合意識してたかっていうと、全然そんなことはなかったと。

むしろ、子供の時から会社が家庭のすぐ横にあったので、会社の問題は家族の問題として受け止め、それでお父さんを手伝いながら成果をあげていくうちに後を継ぐことを決心したと。

自分が思ったほど管理会計なんて関係してなかった。

そして、昨日往復6時間くらいバスに乗る機会があったので、事業承継のケーススタディ本をごっぷり読んでみた。

これ↓ 。

調査・執筆された方は、事業承継の研究では割と有名な先生らしい。

画像1

そしたら、多くの若社長さんが、割とインタビューに近いことをおっしゃっていた。

やっぱりな。

どうせ俺なんて勘悪いんだから。。。

って思ってたけど、じゃあのSPSSで分析した結果はいったい何なのか??

って思って、今朝、2日酔いの頭でトイレで用を足していたときに、ふと気づいたことがあった。

もしかしたらこれかも!

ちなみに2日酔いだったのは、高校時代の同級生と深夜3時までオンライン飲みをしていたから。(笑)

画像2

あい、とぅんまてぇん。

でもそういう考え方でいいんだろうか。

そして、それが正しかったとして、呉市の企業さんに何を提供できるだろうか。

そこはもうちょっと考えなければならない。

でも、もうちょっと整理して、関係者の方々からコメントをいただいてみたいとは思っている。

どっちにしても、今言えることは、

管理会計が大事だと思っている社長さんはそれなりにいるけれども、

管理会計が後継ぎを生み出すカギになることがあるかっていうと、それほどのものではなさそう、ということかな。

ただ、大事だと思ってやっている社長さんはそれなりにいそう。特に、若い後継ぎ社長さんであれば。


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