文字単価1円以下の世界
今は文字単価1円以上の案件を中心に仕事を受注しています。しかし、相場といわれる文字単価1円以上の案件の数も、自分のできる分野・得意分野となると数が限られます。久しぶりに文字単価1円以下の世界をみてきました。
Webライターの相場って?
Lancersがクライアントに示す相場は以下のようになっています。
ライター講座:第11回「Webライターの文字単価はどのくらいの相場か」によると以下のような単価です。
よくいわれるのは「文字単価1円」です。これ以上の文字単価を求めるのであれば、公募案件だけでは手が届かないでしょう。
Lancersでは提案営業といいますが、クライアントにこちらから声をかける方法が有効です。
文字単価1円以下の世界
一概には言えませんが……。
文字単価0.1円は、ありえないと思います。せめて、文字単価0.5円は欲しいところです。経験不足のライターでも0.1円はありえません。
依頼文の文章も1円以上の世界と1円以下の世界は、全然次元が違います。1円以上の世界はクライアントの依頼文も丁寧に書かれています。そして、クライアント自身の評価も5段階評価の4.5以上が多い。
1円以下の世界は、依頼文の書き方の雑なものが多いように感じました。クライアント自身の評価も4以下が多くありました。
しかし、1円以下で腕を磨く時期も必要
Lancersの場合、ランサーと呼ばれる働き手にはランクがあります。ランクなし・レギュラーランサー・ブロンズランサー・シルバーランサー・認定ランサーというランクです。
各クラスのランサーになるための基準は「最短で認定ランサーになるためには」に書いています。
認定ランサーもそのジャンルの報酬の上位20%以内という条件があります。しかし、アクティブではないランサーも計算に入っていると思うので、分母が大きくなっているでしょう。その結果、認定ランサーの絶対数は想像より多いと思います。
認定ランサーは、シルバーに加え、認定されたカテゴリーの獲得報酬額上位20%。そして、過去1年間の実績をもとに毎月審査されます。
私も「このままいくと、来月は認定ランサーからシルバーランサーに落ちますので、注意してください」という警告のメールをいただき、底力を出しました。おかげさまで、単月合計過去最高報酬になりました。
レギュラーランサーの人がブロンズランサーになるためには、プロジェクトを1件受注しないといけない。この場合、金額抜きで実績作りと思って1円以下の案件をした方がいいでしょう。1円以上の案件は上位ランクの人と競争することになるからです。
ブロンズランサーの人がシルバーランサーになるときは、まずはメッセージに24時間以内に返信することが必須です。そのうえで、クライアントからの平均評価を4.8以上にすること。
ブロンズランサーになる前に、クライアントから悪い評価を受けていたら、回復するにはよい評価をしてくれるクライアントの依頼を数多く受けるしかありません。この場合、競争が少ない1円以下の世界で、仕事をたくさん受注する。その結果、評価を回復させるというのは悪い手ではないと思います。
しかし、1円以下の世界で実績や評価をあげるとき注意して欲しいことがあります。クライアント自身の評価です。1円以上の世界でも評価4.5以下のクライアントには慎重になります。1円以下の世界でも、なるべく評価のいいクライアントを見つけてください。
今日みたクライアントの評価は3でした。これだけランサーから悪い評価を受けるクライアントの仕事は危険です。やり直しの連続など。そして、そのクライアントからどう評価されるかは想像に難くないと思います。
詳細は「ランサー様向けにランク制度を導入いたしました | お知らせ」を参照してください。
最短で認定ランサーになるためには
Lancersをはじめてから1ヶ月で認定ランサーになった人がいます。それは実に単純な話です。
ランクアップするための共通する注意事項は、「ログインを1ヶ月に1回はする」・「メッセージは24時間以内に返信する」です。
①レギュラーランクになるためには
プロフィール登録
本人確認
②ブロンズランサーになるためには
実績0ではなかなか選んでもらえないので、タスクで実績を作る
プロジェクトを1件受注する
(1円以下の世界で評価の高いクライアントの仕事を選ぶ)
③シルバーランサーになるためには
ブロンズなので1円以上の世界でも戦えます。しかし、あえて平均評価を4.8にするために数をこなすなら1円以下の世界で数を稼ぐのもよい方法
④認定ランサーになるためには
カテゴリー毎の上位報酬金額の20%以内といわれても、金額も順位も開示されていないので意図的には狙えません。ライターの場合は、片手くらい稼いだら認定ランサーになるような気がします。
最短コースは、①~④の工程を1~2か月でこなせばいいのです。はじめたばかりのランサーは件数が少ない分、平均値をあげるのは有利だろうと思います。
そして認定ランサーになったら、危険になったら月初めに警告メールが届くようなので、ひたすらポジションを死守するために、報酬を稼ぐ。
プロフィール、提案文の書き方でずいぶん変わるのは確かです。今日のクライアント(予定)からは提案後に「たまらなくうれしいメッセージ」をいただきました。
まとめ
Lancersでのライターの修業の場としては、修羅の場の1円以下の世界は必要なのかも知れませんね。