【映画】三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実
ネットフリックスで「三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実」をみましたので簡単な記録を残します。実はこれは映画館のスクリーンでもみました。三島由紀夫は作家にして政治活動家の一面もあります。楯の会や自衛隊市谷駐屯地での三島事件と彼にはとても興味があります。
映画概要
2020年製作/108分/G/日本
配給:ギャガ
予告編
映画情報
感想
1969年5月に東京大学駒場キャンパスで行われた、三島由紀夫と東大全共闘の討論の収録映像からなるドキュメンタリー映画。三島由紀夫の肉声が聞けます。
討論の内容は三島由紀夫も全共闘も観念的・抽象的なものが多く、理解の範囲を超えるものがあります。ただ、三島由紀夫の「天皇観」はよく伝わってきました。
対決という風になっていますが、実に三島由紀夫は穏やかに話されるのが印象に残りました。しかし、彼が後に市谷駐屯地で自衛隊員にクーデターを呼びかけ、失敗・自決する彼の死生観もよくわかります。
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