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Photo by
kiraku_san
Hey Hey Hey Boy
試験に落ちるのが怖いという感覚を、28歳で初めて味わう。
只今、国家資格の勉強中。
11月の試験に向けて、1,000時間程度勉強するつもりだ。
完全な初学者だが、テキストを読んだときに苦手意識は感じなかったから、がんばりはじめた。
テキストを読んで、動画を見て、問題を解いて、なんとか300時間ちょっとが過ぎた。
あれ?意外といけるんじゃない?と思っても、初めて見る問題には頭を悩ます。本番が不安になってきた。
思えば、ぼくは受験勉強をがんばったことがない。
服飾が勉強できる高校は限られていたから、少しレベルを落として高校受験をした。進学先も服飾系にしたかったから、指定校推薦でスムーズに大学が決まった。入りたい会社が決まっていたから、アルバイトとして入って内側からアピールした甲斐があり、無事に就職できた。
良く言えば、計画的に行動していたのかも?一発がんばることから逃げるために、逆算していたのだ。
思えば、大学で受ける授業も、そういう風に考えていたっけ。楽そうな授業を最短ルートで効率良く…そんな感じ。
でも大学は無欠席で卒業しているから不思議だよね。
めんどくさがりだけれど、ちゃんとしているようには見られたい。
改めて書いていると、ちょっとセコいなあと思った。
こんな過ごし方だったから、一生懸命勉強をしたことはほとんどない。
だから大人になって、勉強が楽しくなってきた。
今まで趣味の範囲でいくつか資格試験は受けたけれど、どれも簡単なものだったから、ぼくにとっては今回が一番難関だ。
初めて「落ちたらどうしよう!」という恐怖を味わえている。
落ちたからといって、どうにかなるわけではないんだけれど…
がんばらないとね。