ポランコ残留決定!来季のマリーンズを予想する!
♪ エルコーヒー・ホームラーン ♬
♪ エルコーヒー・ホームラーン ♬
12月21日(木)に、ポランコの残留が発表になりました!
ポランコ残留が決まり、ポランコの応援歌を口ずさんでいるマリーンファンは大勢いるでしょう! 来年も歌える喜びに踊り出しそうになります!
一週間ほど前に、前DeNAのソト選手を獲得 の報道記事が流れました。
このときは正直嬉しいことは嬉しいけど、たぶんポランコは流出なんだろなーそれで代わりのDHとしてソト選手獲得なんだろと、思っていました。
それでは戦力としては特にプラスではないなー、と。
しかし!ポランコは残留!さらにソト!これは純粋な戦力増強です。
(※ブロッソ―は元々戦力として結果を残せなかったのでノーカウント)
この純粋な戦力増強で何が起こるか、と言えば熾烈な競争が生まれます。
ここ数年、井口前監督の時代から、マリーンズの野手は大きく育って欲しいと願われ、優先的に出場機会を与えられていた若手選手が数名います。
具体的には、以下の3名。
この3選手が、覚醒してチームの核になれば、優勝も見えてくる筈だ!
という捕らぬ狸の淡い期待は、毎年3月くらいに夢見て夏には覚める。
それが恒例行事になってしまうほど伸び悩んでいます、3人ともに。
他の球団では、スワローズ・村上様や、今年のファイターズ・万波 中正であったりと出ている世代ですが、3人の内一人でもいいから、突き抜けた活躍をしてほしい、というチームの願いがあったことでしょう。
その願いは叶う前に、残念ながら ”優先される時期”は終わりを迎えました。
今年チャンスを沢山もらったけど、つかみ切れなかった人たちは厳しい現実が待っていますが覚悟してください、そんな感じの吉井監督のコメントをどこかで読んだ気がしますが、その答えが今回の補強でした。
内野手のポジション・シャッフル案
2023年開幕から『このチームは中村奨吾のチーム』と、吉井監督はどんなに調子が上がらなくても、中村奨吾をセカンドで使い続けました。
打順は9番まで下がるも試合に出続けていた奨吾ですが、オリックスとのCS第4戦今季最後の試合で、彼の名前はスタメンにありませんでした。
そのとき、吉井監督の頭では「中村奨吾のチーム」という考えは過去のものになっていたのでしょう。秋のキャンプが終わった後のTVのインタビューでこのようなポジションコンバート案を披露していました。
まず、セカンドが中村奨吾の聖域ではなくなり、今年の内野手では唯一レギュラーを確保した藤岡 裕大をセカンドに。続いて中村 奨吾をサードに、と言っていますが当然安田 尚憲とのレギュラー争いが生まれます。そしてファーストを新規獲得のソトを中心にドラフト1位の上田 希由翔、安田で争います。結果、山口は来年は外野手としてレギュラーを争う事になるでしょう。
DHはほぼポランコ固定、たまにソト、石川でしょうか。
ショートは友杉・茶谷の併用プランですが、ダメなら藤岡が戻るでしょうし、セカンドは池田 来翔も期待できます。
と、どこもかしこも競争が発生しています。現状、レギュラーとしてポジションが確約できているのは、DHポランコとセカンド(or ショート)藤岡くらいです。他は全部サバイバル!
外野はさらに厳しくなります。今までならば(体の状態が)盤石なら荻野 貴司がレフトと決まっていましたが、今年秋は一軍に復帰後も調子は上がらずということもあり、年齢も年齢だし、調子の良いときに使うあるいは併用で休みながら、と言った起用になりそうです。併用ならば角中 勝也や怪我明けの高部になるでしょうか。来年、高部 瑛斗がどこまで状態を戻せるのか、というのもカギになりそうです。
センターは岡 大海と藤原 恭太の競争になり、ライトはファーストを弾かれた山口航輝が本命、そこに石川 慎吾や新加入の愛斗、和田 康士朗が挑む事になります。山口も安泰とは言えません、全然。
まとめると、来期の外野手は3つの椅子を9人で争うことになります!
一軍に残るところから競争は始まります。
競争は選手層を厚くするために必要
正直今までのマリーンンズ環境は、ぬるま湯すぎた・・・と誰かが考えたのでしょうか。突然の激熱ポジション争いが勃発しました。
いま名前を挙げた選手で来年誰がレギュラーを掴むのか、今の段階ではわかりませんが、ワクワクしています。
2023年秋、そういう「起爆効果」の期待も込みでブロッソ―選手が加入しましたが、残念ながら不発に終わりました。ソト選手には若手選手の尻に火をつける意味でも大いに期待します。そうした相乗効果で、常勝軍団は出来上がっていくのではないでしょうか。2025年まで2シーズンです。
最後に、本当の"危機感"が必要なのは、ここで名前が上がらなかった選手。
具体的には、井上晴哉と平沢大河。
どうなるんだろうね、来年貰えるチャンスはぐっと減るんじゃなかろうか。
プロ野球生活に悔いを残すことなく、やり切ってほしい。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?