見出し画像

えっ? 推しのライアンエアーが撤退?!

日本でのインフルはピークを超えて落ち着いたそうですが、こちらデンマークではまだピークを超えたかどうか見極めている状況です(2月18日時点)

だからか、僕も先週・先々週は体調を崩してしまいちょっと寝込んでしまいました😅

以前👇の記事でレポートしたように、軽い症状程度だったら、インフルになっても病院には行かない(行けない)のがデンマーク。

そんなわけで、僕はベッドの中で熱と頭痛にうなされてしまいました。

ですが・・・、さらに頭を悩ませたのが、受信箱に突然届いた👇のメール。

春のイースター休暇時に、欧州の格安航空会社「ライアンエアー」で旅行に行くつもりだったのですが・・・・

帰りの便がキャンセルされてしまった〜 😱

***

実は昨年末から、きな臭いニュースが度々出ていました。

それはデンマーク政府が新たに導入した航空税(Air Travel Tax)がきっかけ。

環境への影響を踏まえ、飛行機利用者に対して新たな税金を課すというもので、短距離フライトの場合、約30クローネ(約660円)が加算されます。

これに大反発したのが格安航空会社のライアンエアー。

デンマーク政府に対して猛烈に抗議をしていたのですが、なんとビルン空港からの完全撤退を発表。

そして4月以降のビルン空港発着のフライトを全部キャンセルしちゃったのです〜😭

当然、僕が搭乗予定だった復路便もキャンセルされてしまいました。

***

以前記事にしたように、ライアンエアーは個人的にかなり推している格安なLCC。

オーフスの我が家から行きやすいビルン空港なら、欧州11ヵ国25都市に格安価格で飛び立てたのが最高だったのに。

今日の見出し画像は、ライアンエアーのフライトで撮影したイギリスの眺め。チケットは31.99ポンド(約6,000円)という超お手頃値段でした。

こういう気軽な旅行が出来なくなってしまうのが悲しすぎです。

一応、オーフス空港発着のライアンエアーは残るけど、現状だと6カ国7都市にしかいけません。

オーフス空港発着のライアンエアー(6ヵ国7都市)

コペンハーゲン空港という選択肢もあるものの、オーフスからは電車で3時間半もかかる上に、電車遅延や運休が多く不安要素が多いのです。

だからビルン空港からの完全撤退は、個人的にはかなりショッキングなニュースでした。

ライアンエアーは、ビルン空港発着のフライトの4分の1を占めるメジャー航空会社。ビルン空港としてもライアンエアーが抜けた穴を、他の格安航空会社で埋めたいと思っているはずです。

でもライアンエアーほどのお手頃値段は難しいだろうなぁ。

***

そうそう、欧州の航空会社がフライトをキャンセルした場合、EU261法が定めるAir Passenger Rightsというものが適用されます。

今回、僕の場合はビルン空港への復路フライトがキャンセルされたので、無料でオーフス空港へのフライトに変更してもらいました。

他にも追加的な費用を請求することができるはずなので、イースター旅行が終わったらどうなったかをレポートしようと思います〜。


いいなと思ったら応援しよう!

ひぐち @ 北欧デンマーク🇩🇰
デンマークのお役立ち情報をもっと探しやすくするため、23年3月より情報メディア「Living in Denmark」を立ち上げました! https://living-in-denmark.net/ 有料記事はすべてLiving in Denmarkにて無料公開しています。