25年ぶりに聴いた母校の音色
みなさんは「バグパイプ」というものをご存知でしょうか?
名前の通り、袋のようなバッグにパイプがついている吹奏楽器。
バッグの中に空気を吹き込み、溜めた空気を使ってパイプを鳴らすので、遠くまで響き渡る音が特徴です。
スコットランドの伝統楽器なので、👇のように伝統衣装のキルトを着用しながら演奏する姿やパレード行進を見たことがあるかもしれません。
ちなみにイギリスのチャールズ国王は専属バグパイプ奏者を雇っており、毎朝9時に演奏を聞いているそうです。これはヴィクトリア女王時代から続く伝統で、目指し時計代わりになっているようです。
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さて、僕は高校・大学時代をシドニーで過ごしたので、実はオーストラリアの現地高校の卒業生だったりします。(今日の見出し画像は母校のメイン校舎です)
その母校、オーストラリアの高校なのですが、系統はスコットランドの伝統を汲む老舗高校。(オーストラリアの初期移民はスコットランド人が多かったためです)
だから、僕の母校には「バグパイプ楽団」があったりします。
かなり本格的なので、バグパイプ楽団が行進曲を演奏する中、キルトを着用した学生が行進する、というのが学校の伝統行事。
僕もキルト着用の行進に何度も参加したのは、遠い遠い昔の思い出です。
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さてさて、そのバクパイプ楽団、なんとっ!!
イギリスで開催される「European Pipe Band Championships」という国際大会に出場したのです。
そして、せっかく総勢48人の在校生がイギリスへ遠征するのだからと、母校がイギリス在住の卒業生向けのバグパイプ生演奏ディナーイベントをロンドンで企画してくれました。
デンマークからロンドンまで飛行機でたったの2時間。
これは行くっきゃない!
と、すぐにRyan Airのチケットをポチッと予約して、弾丸でロンドンに行って来ちゃいました!
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ロンドン郊外のゴルフ場を借り切ってのバグパイプ演奏とキルト隊の行進。
その時の様子をYouTubeにアップしてみました。バグパイプの迫力ある音を楽しめると思いますので、母校のバクパイプ楽団の勇姿をご覧ください〜。
それにしても約25年ぶりに聞く音色はグッとくるものがありますね。
さすがにイギリス・欧州に住む卒業生は限られているので、20人ぐらいの集まりでしたが、70年代、80年代、90年代(僕)、そして2000年世代の卒業生が集まったので、世代を超えた思い出話で盛り上がりました。
ちなみに、僕の高校の卒業生で有名な人と言うと、X-Menシリーズの主役「ウルヴァリン」を演じた ヒュー・ジャックマンがいます。
機会があれば、オーストラリア留学時代の記事も書いてみようかなぁ。