(有名じゃない方の)チボリ in クリスマス
奥さんの大学院留学に帯同するため、会社を辞め、デンマーク第2の都市オーフスに住んでいるひぐちです。
デンマークの首都コペンハーゲンには、観光スポットで有名な「チボリ公園 (Tivoli Garden)」という遊園地があります。
チボリ公園は稼働している遊園地としては世界で二番目に古く※、国内外から多くの観光客を呼び込んでいます。ウォルト・ディズニーがチボリ公園を参考にしてディズニーランドを作ったというのは結構有名な逸話です。
※ コペンハーゲン近郊にある「デュアハウスバッケン」が稼働している遊園地の中で最古と言われているそうです。
オーフスにもチボリ遊園地がある
実は、オーフスにもチボリの名を冠した遊園地があります。
その名は「チボリ・フリーダム (Tivoli Friheden)」
本家に比べると規模は小さくマイナーですが、観覧車やジェットコースターなどの乗り物もあり、年間50万人以上の観光客が訪れるオーフスの観光スポットの一つになっています。
オーフスに来てから4ヶ月、オーフスのチボリには行っていなかったのですが、クリスマスシーズンということで、妻&学生寮の隣に住んでいるイスラエル人留学生カップルとダブルデートをしてきました。(気分はクリスマスにディズニーランドデートする感じです 笑)
ということで、今回の記事は、ちょっとマイナーなオーフスの「チボリ in クリスマス」を写真で紹介しまーす!
チボリでデンマークのクリスマスを楽しむ
今回は乗り物には乗らず、園内のクリスマスデコレーションを楽しみました。言葉だとあまり伝わらないかなぁ、と思うので写真でお送りしますね!
屋台が立ち並ぶクリスマスマーケット
デンマークのクリスマスパンケーキ
(たこ焼きみたいですがパンケーキです!)
酒飲み大国デンマークでは、サンタもトナカイもビールが好き
色々なところにサンタがいるけど、顔がちょっと怖い・・・
木からもぶら下がるサンタ(なぜ?)
クリスマス・イルミネーションも綺麗
そこまで大きくないチボリですが、クリスマスデコレーションはとても楽しめました。クリスマスならではの雑貨や食べ物も多く、アットホームな地元のクリスマス祭りという雰囲気です!
チボリでのクリスマスイベントは、12月30日まで開催しているそうなので、もし12月にオーフスに訪れるのでしたらぜひ遊びに。でも、開園日と開園時間は変則的なのでウェブサイトでチェック必須です。また、夜は冷えるので暖かい格好を忘れずに!
Tivoli Friheden の名前の由来
名前にTivoliと入っているので、コペンハーゲンのチボリ公園系列かと思いきや、実はまったく関係がない会社が運営しているようです。
Frihedenは「自由」(英語でFreedom)という意味で、その昔1900年頃、遊園地があった森がオーフス市民の散策・ピクニックに「自由」に開放されていたことが由来のようです。
一方で、Tivoliがついた明確な理由はよく分かりません。遊園地になった時の名前は「Aarhus National Park "Friheden"」だったみたいなのですが、歴史を追っていくといつの間にか「Tivoli Friheden」に変わってました・・・。
ちょっと推測も入るのですが、どうやら「Tivoli」というのは、デンマークで遊園地やカーニバルという意味になっているらしく、単純に遊園地だからTivoliとついたようです。
もともとはイタリアのローマ近くの街の名前だったTivoliが、いつの間にかデンマークで「遊園地」という意味になるって欧州の歴史を感じますね!
本日のビール
※12月1日から24日まで、ビール版アドベントカレンダーから出てくるビールを毎日紹介しています。ビールカレンダーについてはこちらの記事を見てね ^^/
12月6日のビールは「American Coffee Stout (Seattle)」(アルコール度数6.5%)
黒くなるまでローストした大麦を使った黒色の「Stout」が源流のエール。アメリカに渡り、ローストをさらに強化され苦味が強くなった一方で、アメリカ産のホップで香りを増やしている。今日の一本は、American Coffee Stoutなのでフレーバーにコーヒーが入っている。