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目指せお金の心配がない老後生活!

65歳で定年を迎えた後は、「お金の心配がない老後生活を送りたいなぁ」と思い、計画を立てることにしました。

豊かさは、お金だけではないことは当然理解していますが、すきなことをして自由な時間を過ごすためには、やはりお金は必要ですよね。

そこで、仕事をしなくても月額40万円の生活費(税金・社会保険料を含む)を目標に、お金の計画を立てました。目標を月額40万円としたのは、これからの日本は、確実にインフレになるからです。厚生労働省の調査で示されている「余裕のある老後生活費の月額36万円」に10%のインフレをかみして40万円を目標としました。老後の生活費のメインとなる年金にはインフレヘッジの機能があるので、10%以上のインフレについては年金の仕組みに任せます。

もちろん、65歳で引退を考えているのではありません。お金のことを心配しないでも、自分のスキルをいかして、好きなことをして働きたいと考えています。

65歳までは貯蓄が最優先

私は現在57歳です。50代は出費が多い時期でした。子供達の教育費、結婚資金の援助、自宅のリホーム、自動車の購入などで、それまでの貯蓄は、みるみる減っていき、現在の貯蓄の残高は300万円強です。

いま務めている会社は、65歳で定年となります。つまり、あと8年で月給がなくなります。

お金を心配することがなく老後を送るための私の計画は、以下の通りです。今年2022年1月から実行中です。実行中といっても、自動的に実行される積立の仕組みを利用しているだけなので、私は何もしなくても実行されています。

  • つみたてnisaで33,333円/月×8年×年利3%で複利運用して7,396,962円

  • 積立投資信託で毎月10万円積立て年利1%で運用して9,915,742円

  • 純金積立で毎月2万円積立て1,920,000円(損益は無視)

以上の合計で19,232,704円を65歳までに達成する予定です。
どうでしょうか。無理がありますか?

これに、現状の貯蓄残高の300万円を加えて、貯蓄総額2200万円から65歳をスタートします。

65歳から70歳までの生活

65歳からは、企業年金と貯蓄の取り崩しで、当初目標の月額40万円の費用をまかないます。ありがたいことに、いま務めている会社には企業年金制度があります。65歳まで勤めあげれば、月額20万円程度の企業年金を受給することができます。これに預金から毎月20万円を取り崩して目標の40万円とします。この予算での暮らしを70歳までの5年間続けます。すると、240万円×5年の預金の取り崩しで、1,200万円の貯蓄が減ることになります。つまり、70歳時点での貯蓄残高は1,000万円となります。貯蓄がどんどん減っていくのには、恐怖を感じると思いますが、計画を立てていることで心の平静はたもてると考えています。

70歳から77歳までの生活

70歳までは貯蓄を切り崩しながら過ごしますが、70歳からは厚生年金に活躍してもらいます。65歳から70歳まで繰り下げ受給することで、私の厚生年金は、年額400万円になる見込みです。

つまり、70歳からは、厚生年金と企業年金を合わせて年額640万円の年金を受給できるようになるので月額53万円になります。
こうなれば、毎月53万円 - 40万円 = 13万円は貯蓄にまわすことができそうです。仮に、毎月10万円を積立投資信託で1%で運用すれば80歳には、1,200万円になるので65歳のスタート時の貯蓄2,200万円に戻ります。

77歳以降の生活費

私には2歳年下の妻がおります。妻は、結婚後は専業主婦だったので第3号被保険者として年金を頂くことになります。2022年4月から、年金の繰り下げ受給が75歳まで拡大されるので、妻の年金受給を75歳まで繰り下げることで、妻は年額で1,650,483円を受給できることになり月額137,540円が頂けるので、妻と私の年金の合計が月額67万円程度になる見込みです。とはいえ、77歳といえば健康年齢が終わりのころとなりますから、夫婦で施設に入居することも考慮しておきます。77歳になれば、それほど生活費はかからなくなると思うので、月に30万円ほどは貯蓄にまわせると思います。追加の20万円を積立投資信託を使って1%で3年間運用できれば7,289,124円になるので、80歳までに約3,000万円の老後資金が貯まることになります。

80歳以降の生活

私たち夫婦には娘が2人おります。娘たちには、老後の面倒をみてもらうことは考えていないので、自由が利かなくなったら老人介護施設への入居を考えています。

施設への入居費用は、貯蓄の3,000万円と、ここまで触れてこなかった虎の子の退職金をあてる予定で計画しました。もちろん、退職金は80歳になるまで投資信託で運用しておきます。また、退職金は、はじめから無いものとすることで、病気やケガなどのときの余裕資金にできると考えました。

私が死んだあとの妻の生活

私が先に逝った後は、妻は自分の年金と私の遺族年金、私の生命保険があるので、10年ほどはお金を心配しないで暮らしができると思います。

どうしてこの計画を立てたのか

この計画を立てた動機は、65歳以降も元気に働けるうちは、自分のスキルをいかして好きな仕事をしたいと思ったからです。

自分が死んで、残された妻が死ぬまでの生活のお金をシミュレーションすることで、よけいな心配をすることなく思いっきり働けると思います。

定年後に私が働いて稼いだお金は、妻との大切な時間のために惜しみなく使ってしまおうと思っています。人生の最後の時間をともに過ごす妻との時間は、この上もなく大切な時間ですからね。

おしまい。


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