小説の書き方にもルールがある。
「圧倒的なエピソード描写力を会得したい」
今年に入って、トルストイの「戦争と平和」を読んだことを皮切りに、ヘッセやゲーテやトーマス・マン、あるいはカポーティを再読したりして、やはり、小説の質というものは、エピソード描写力に尽きると思った。
なので、俺もしばらくは圧倒的なエピソード描写力を身につけるという強い意志を持って創作に臨んでいこうと思う。
正直、noteもそうだけれど、ネットで挙げられている小説の多くが状況説明と会話だけで成り立っていて、描写なんてからっきしない。
描写で組み立てられていない小説は俺は小説だと認めていない。
ここで創作大賞について話が飛ぶが、創作大賞をするために、好き獲得のための宣伝に熱を入れるとか、そういうのって、おかしくない?って思う。そんなことに労力を使うくらいなら、自らの小説のスキルを磨くことだ。
はっきり言って、小説の書き方すら知らない人たちがクリエイターなどと名乗って小説を投稿している。それがネット社会の現実だとは思うけれど、、、
小説は自由なものだけれど、基本のノウハウはある。それを知らずして小説は書けないし、読んでもらうような文章など書けない、と俺は思う。