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1996年ソウル旅行

 この頃は、ふと「あー、海外に行きたくなったナー」なんて頭に浮かぶと、週末休みに年次休暇を1日加えて、2泊3日でふらりとソウルに行ったりしたものである。その頃は日本航空限定利用ソウル発名古屋往復1年間有効帰路予約オープンというチケットを常時持っていた。週末利用でも値段が変わらないのが優れものだ。下の写真は、ソウル発名古屋経由札幌行き日本航空限定利用1年間有効チケットで、ソウル→名古屋のみ予約を入れ、それ以降は未予約(オープン)としたもの。当時はこんなものが格安航空券として販売されていた。

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 ソウルに着いた次の日、ソウル駅から京義(キョンイ)線というローカル線で1時間かけて金村(クムチョン)駅に行く。ソウル駅で、自分と同じ目的で列車に乗ってきた日本人と遭遇し、一緒に統一展望台に行くことになる。当時はこんな具合に、見ず知らずの人とも意気投合して一緒に行動するようなことが普通にあり、またそれが楽しかったりする。子供の頃に親から「知らない人について行ってはいけません」と躾けられたような気もするが「これで駅と展望台間のタクシー代が浮く」という切実な計算の前には、我が家の家訓も跡形なしだ。

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 統一展望台を見た後、「こんなところもありますよ」と言われてやってきたのが臨津閣。当時の京義線の終点である汶山(ムンサン)駅からタクシーで行く。この頃はまだ北への線路はなく、ここが一応の最果てみたいな所だった。

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 李舜臣像のある交差点から市庁方面ほか。

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 こんなところのすぐ路地裏に、我々の活動拠点たる「大元旅館(デウォンヨグァン)」は存在した。

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