mixi日記(2007.6.8)を振り返る

この時は米国経済に興味があったのだろう。経済学、経営学、心理学、社会学、いろんな本を読んだ。米国の不況が報道されていたのだろう。後に起こるサブプライムローン問題、リーマンショック。経済の複雑さに改めて、心酔していた。


これは、後の2008年の時であるが、経営学部で学んでいた私は、銀行や金融、株とかの講義をたくさん受講していて、サブプライムローン問題やリーマンショック関連の報道を理解する必要があった。


しかし、これらの問題は初めてきいたことばかりで、複雑でよくわからなかったため、友達からわかりやすい本を借りたり、自分で本やネットを漁って、必死に勉強して、その全容を理解しようと努めた。


そのとき起きていることを必死に勉強したり、理解しようと努力する。これは、大事なことだ。学習が1番進む。米国経済は日本や世界に影響する。世界経済は繋がっていると改めて思った。


私は教職課程を履修していたこともあり、教育にも非常に興味があった。自分は、難しい概念や物事をいかに分かりやすく教えるか、ということを日々考えていた。世の中には、材料が無限にある。それをどう料理して、提供するか、それが大事である。


ただし、大事なのは、例えば、池上さん(分かりやすい例として、あえて、池上さんを出した)が分かりやすく解説していても、決して鵜呑みにするのは、危険であるということである。池上さんでも間違いはあるし、池上さんも全ては伝えておらず、大事な点を絞り料理を提供している。


私は、小さい頃から、池上さんが好きで、池上さんの本はたくさん読んだし、講演会にも行った。


大事なのは、ある情報を得たら、とりあえず、肯定、批判を含めて、出来るだけ満遍なく勉強して、自分なりの解釈や回答を作ることだ。


多くの人がやりがちなのが、権威者や尊敬する人の意見や回答を鵜呑みにして、自分もあまり考えずに、それに同調してしまうことだ。ようは、自分の意見が無いということになる。 


これでは、いけない。常に自分で考える。大量にインプットしたら、まずは自分を起点に思考する。この繰り返しが、大事なのである。



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