
妻の誕生日に花束・・・イギリス・フランス5年間の赴任生活(番外編3)
以前のシリーズで日本帰国後の出来事について書き忘れたことがあるので、改めていくつか書きます。
日本に帰ってきてから単身赴任を続けています。会社の制度で 月に一度は会社費用で自宅に帰ることができます。
何度目かの帰宅時に、妻の誕生日が近かったので、最寄りの駅の商店街の花屋さんに寄って花束を買おうとしました。これまでそんなことはしたことがありませんでしたが、欧州に倣って妻への愛情をちゃんと示さなきゃね とふと思い立ったのです。
花屋に入り、妻へのプレゼントである旨を伝えたところ、店主から言われました。
「いいですね。それでは奥様のイメージに合わせて花束を仕立てます。奥様はどんなイメージですか。」
「え?どんなイメージかと言われても...」
「ほら例えば かわいいとか、清楚とか。」
「うーん... 結婚してから20年近く経つので、かわいいという感じではないし、清楚なんて感じでもないし、・・・うーん」
と困っていると「わかりました。とりあえず一般的なものを作成します」
「お願いします」

やっぱり日本人の男性はダメですね。自分の妻のイメージについて、とっさには表現ができません。
これがフランスだったら、言葉巧みに饒舌に表現してくれるのでしょう。
(皆さんはどうでしょうか)