ベルギー航空のCA・・・イギリス・フランス5年間の赴任生活<第62話>
ベルギー航空
出張でベルギーのブリュッセル事務所に行き、その後さらにドイツのベルリンに行く機会がありました。その際、ブリュッセルからベルギー航空の飛行機に乗りました。
飛行機に乗ると、CA(客室乗務員)がアナウンスをしますよね。
・挨拶
・出発時刻、到着予定時刻
・目的地の天候
・緊急時の対処方法 など
これがすごい。
まず、ベルギー現地の言葉であるフラミッシュ(喉の奥を鳴らすような独特な言葉)。
次に、ベルギーの公用語であるフランス語。
次に、英語。
最後に、目的地がドイツなのでドイツ語。
同じCAさんが4ヶ国語で流暢に説明します。さすがコスモポリタンの国です。感心します。
BA
それに比べて、いつも良く利用するロンドン⇔マルセイユ間のBritish Airwaysの場合は、
・まず英語で説明。
・次に録音されているフランス語の音声テープを流します。(直接はアナウンスしません)
フライトの途中、機内食を配る際などに、時々フランス人の乗客が何かCAに問い合わせするのですが、「私はフランス語はわかりません」と堂々と言って相手に英語を求めます。
フランス行き国際線のCAなんだから、ちょっとくらいはフランス語を勉強しても良いと思うのだけれど。