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空港の入国審査で(エピソード1)・・・イギリス・フランス5年間の赴任生活<第26話>

出張で良く飛行機を利用するので、空港での体験談をいくつか続けます。 

空港の警備

空港は多くの人々が利用するため、保安(セキュリティー)が重要ですね。
日本の空港(羽田空港や成田空港)で、警察官が警備で立っているのを時々見かけますが、普通の装備のようです。

ロンドンの空港では、警察官が二人組で施設内を見回っていますが、なんとマシンガンを所持しており、しかも引き金に指を添えています。
マシンガンなんてテレビで見ることはあっても、実物を見ることは日常ないので、横を通りすぎる時には結構緊張します。(別にこちらにやましいことは何もないのですが)

やはり世界中から人々があつまる国際空港で、テロ対策も現実的な問題なのでしょう。

入国審査の列

日本でも同じですが、ロンドン空港の入国審査は自国民向けのレーンと他国からの入国者のレーンとは分けられています。私はもちろん他国者向けのレーンに並びますが、やはりパスポートチェックは時間がかかります。

順番待ちで並んでいる間、暇つぶしのために携帯電話でメールやネットを見ようとしますが、あまり電波状態が良くないので、少しでも電波を拾おうとして、携帯電話を頭上に掲げてあちこち向きを変えていました。
すると、保安員がやって来て「何をしているんだ!」と怒られてしまいました。どうも、入国審査ブースを写メしていると勘違いされたようです。

 携帯電話も使えず暇なので周りを見渡していると、イギリス人向けの入国審査レーン(少し離れています)にいる女性が目に留まりました。
パンクロックファッションの人です。頭はモヒカン刈りで紫色に染めており、頭側部は剃り上げています。耳だけでなく鼻や口にも大きなピアスをしているようです。化粧や衣装も派手。

でもパスポートを作るときには、おそらく素顔に近い顔で写真を撮ったはずです。審査官は パスポートの顔写真と見比べて、この人が本人であることを判別できるのでしょうか...?
残念ながら、人が多くて審査の様子を見ることができませんでした。無事通れたのでしょうか?(余計な心配ですが)

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