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エディさんが日本代表のヘッドコーチに。

Eddie さん カムバック!!

いよいよ日本ラグビー協会がエディさんの日本代表HCの復帰を発表した。協会の幹部との関係性やこれまでの実績等もあって、彼に託すというのは、想定通りだったと思う。
ここから選考プロセスも開示して、どういったビジョンを協会として持っているのか、聞いてみたい。


エディさんが当時、日本代表のHCに就任したのは、2012年。様々な変革が実施された。JAPAN WAY を掲げて、自分たちらしい、日本らしいラグビーを信じて、とにかくボールを保持して、走り回って、連動性を持って、戦う。相手は根を上げた後半に、さらにギアを上げて、総合力で勝っていく。

そのことを実現するために、1日4回の練習を実施した。一回の練習時間はシャープにマックスでも70分ほど。試合よりもきつい状況で追い込まれてきた。Chaos カオスと言われる混沌とした状況の中で、なんとか活路を見出す。自分たちらしさを作っていく。その積み重ねであった。

時々、理不尽にも怒られることもあった。それは、必要なことでもあった。試合中にレフリーは必ず正しいとは限らない、アウェーで戦えば、色々なことは起きる。そのための準備でもあったと思う。

当時世界ランキングで16位だったので、エディさんは10位という目標を掲げた。
自分はキャプテンとして、大義について考えた。
なんのために勝つのか??である。

そのことを浸透していくために、大事なことがなんなのか??と思った時に、
頭に浮かんだことが、ロイヤリティーであった。

日本代表は当時、なかなか結果も出なかった。そもそも日本ラグビーは長らく、社会人、大学ラグビー、高校の花園。など代表以外が注目されることが多かった。

本来の位置になかなか辿り着けない日本代表。

当然、愛着は少し低くなる。
でも、そんなことはない。もっと輝いて日本で一番カッコ良いラグビーチームになれる。ならないといけない。
そのために大事なことは、仲間を好きになること、チームを好きになること。

初めての合宿は静岡の掛川。
緊張した面持ちで集まった仲間たち。
初日の晩はなんとBBQというか飲み会があった。
そこで、チームを一つにしようと皆でお酒を飲んで、盛り上がった。
(サントリーの選手は賢かったので、抑えていたね 笑 東芝の選手は、ガンガン飲んでました 笑)
そこで、チームとしての結束が高まった。
翌朝の朝から、散々走らされて、それやったら飲んでとか言わんといて!!と思ったのは
良い思い出 笑
最初のフィットネステストは、1キロメートルの測定。嵐の中で全然記録も出なかった。
でも、皆で必死に食いしばった。
最初の合宿の5日間は、これまでのどの5日間よりも濃厚な日々になった。

今でもそのことは覚えている。それ以来、ハードワークが習慣となった。

合宿の最後の日に、伝えたことは、皆で広報しよう。
チームに帰ってどんな合宿だった?と聞かれる、きつかったけど、充実してた、こんなことが良かったと語ってほしいと伝えた。
なんかええチームやな?と各チームの選手や家族に感じて欲しかった。

そこからチームはスタートしていった。

2024年からエディさんの仕事は始まる。
どんな構想を持って、実現していくのか。
同じやり方はしないであろう。どんなことを頭の中で描いているのか。楽しみである。

前回とは日本ラグビーの立ち位置は変わった。エディさんの今回の就任にあたって、色々な考えの人がいるだろう。 僕は、かつての仲間として、同志として、応援していきたい。
年末に会う約束があるので、色々と話を聞いてみたい。


2015RWCにて、最後のメンバー外練習終わって記念撮影

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