ごまちゃんはホネホネ団に入団しました。
我が家で生まれたラフコリー血統の狼犬、ごまちゃん。先日、魂が天に還ったその身体を大阪自然史博物館に寄贈いたしました。 クリスマスイブの今日、ホネホネ団の皆様の手によって骨格標本と毛皮にする第一段階の作業に入ったそうです。今後、犬と狼の研究、人と狼と犬を繋ぐ役割をごまちゃんは受け持つことになりそうです。長年、私が望んでいた事が実現出来ました。
狼犬は日本に沢山いますが生物学や博物学などでの研究がされてません。私は飼育と繁殖はしていますがそちら方面は全く分からずです。 今後の犬や狼の研究のためにも狼犬を正しく知ってもらう、認識してもらうのはとても大事。誇張や推測ではない正確な生き物としての研究が狼犬には必要と思います。
狼と犬を交配して子孫を残す事に嫌悪感を抱く人が一定数いますが、元々は狼から犬は作られてますし、犬の歴史ではどこかで必ず狼と犬の交わりが見られます。それを博物館という場所に愛犬を寄贈する事で研究の一歩目になるのではと考えてました。ごまちゃんは日本の博物史に残る事になります。
普段は奥にいるそうですが、今後、イベントなどあった時には表に出されることもあるかと思います。私も、新しく生まれ変わったごまちゃんに会う日が来るのを楽しみにしています。来年は戌年ですしタイミングも良かった気が。ホネホネ団の皆様、ご縁を本当にありがとうございました。
(2017年12月24日)
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