自分の人生の中でもビッグイベントになりそうなことが動き出してる
【夢への第一歩】2018.09.22 Pm13:30~
ブラジルで野球の指導をし始めて,気がつけば1年以上になる。
毎日毎日,春夏秋冬という言葉を忘れてしまいそうになるほど,春が3秒ですぎていった感覚になるほど常に暑〜い季節の中,子どもたちとボールを追っかけてるわけですが,
先週の土曜日に,「これが決まれば...自分の人生の中のビッグイベントになるぞ」といったことを決める,会議が行われたので,記しておこうと思います。
13:30 会議開始
「日本に連れていった場合の,予定とかかるお金のシミュレーションをしてみました」
作ったのは,27ページにも及ぶ資料。
かっこよく仕上げたかったので,黒を基調にかっこいい字体で資料を作成。
会議が始まる前に,印刷をしといたげる!っていってくれたお母さんが横にきてボソッと一言。
「先生,なんで黒にしたん?うちのトナー無くなってもたやん。」
うわー!ごめん!そこまで気つかんかった!
とにかく説得をしたいがためにカッコいいものをと思ってたら,そうなってしもて...
って,そんなんはどうでもいいんですよ。
本題に入りましょう。
今回の会議は,いま一緒に毎日を過ごすウチのチームで日本遠征しよう!ってもの。
つまり,このチームで来年の3月に日本に行き,私の所縁ある場所で野球ができたらなと考えています。
提案したのはこんな感じ...
遠征の日程は2019年3月21日〜3月 31日までの10日間。
一人当たりの費用は,飛行機代で16,7万円。
日本滞在費はザッと見積もって10万円ほど。
日本の子どもたちと交流する機会を多く持ちたいので,野球の練習試合を私がかつて勤めていた学校にお願いしたり,私が卒業した大学野球部に野球教室をしてもらえたらなと考えています。(ただの考えで,お願いする相手方には,まだ何にも伝えてません。まだまだ行くことすら決まってないのでね!)
また選手だけでなく,保護者の同行もなるべくお願いしたいので(子どもに何かあった時にそばにいてもらいたい,保護者の方にも日本を知るきっかけを持ってもらいたい),家族分を出すとなるとまぁまぁなお金になります。
『日本に行くとなれば,まだ半年時間はあります。全員でお金を稼ぐ方法を考えて,やっていきましょう!』
と伝えると,「よっしゃ!やろう!」って家庭と「う〜ん。厳しいかな」って顔の家庭の両方。
この日に会議を行ったのは,来年1月にペルーで開催される野球の大会に,ウチのチームが招待されてるのやけど,それに参加するのか,それとも私が提案した,日本遠征に行くのか?
ペルーへの回答が来週末に差し迫っているため,どちらかに絞らないといけないということで,親が全員集まることができる土曜日の午後にしました。
会議はブラジルらしく,ゆる〜く始まったのやけど,いざ始まってしまうとすごいのがこの国特有のお人柄。
・ユニバ考えてくれてんの?めっちゃええや〜ん!
・ずっと,いつかは日本に行きたいと思っていた。夢のような話だ。
・子どもにとってもすごく良い経験になる。
と,夢物語を話しているだけの人もいれば,
・現実的にお金は用意できるのか?
・来年度(ブラジルでは1月が新学年の始まり)になってるので,連れて行くメンバーは変わってしまうのか?それともこのチームとして行くのか?
・3月。学校のテストのことも考えなければならない。
・もし一人でも行けない場合はどうするのか?
と現実的な質問をしてこられる人もいます。
間違いなく簡単な話じゃない。
行くとなれば,いろんな人の力を借りなければならないのは確かやし,これからの生活も苦労することが大きくなってくる。
何もしなければそんなこと考えなくてもいいのやけど...。
でも違うんです!!
今しかできないこのチャンスを逃すことの方が後悔すると思うんです。
地球の裏側の国で自分のチームを持たせてもらって,このチームを日本のお世話になった人たちと交流してもらう。
その光景を思い描くだけでも,なんとも言えない気持ちになるんです。
だからこそ,成功させたい。
私だけでなく,この人たちにとってもビッグイベントになるのは間違いない。家庭を大きく左右するお金の問題でもあります。
簡単に,「はい,よっしゃ行こーーー」とはならない話。
だからこそ,しっかりと考えてお互いに覚悟を持った上で,挑戦していきたい!
結局決め切ることはできず,最終決定は今週中にもう一度会議を持って決めるということになりました。
この先一体どうなるのか?
どうかこのチームと日本に行けますように。
また,この先このプロジェクトがどうなって行くのか?
noteの中に記していきたいと思います。
【予想してみた日程と費用のシミュレーション】