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先日、地元の若手漁師2人が二見半島と西三川の間で浮かんでいた海洋ごみを回収していましたので、引き上げるのを手伝いました。

先月も「SADO OCEAN CLEAN UP PROJECT 2024」という海中のゴミ拾いイベントが開催され、多くのゴミを回収されました。

現在、佐渡の海岸に打上げられている漂着ごみは多くのボランティアの方の努力で回収されていますが、日々打上げられる漂着ごみは人の手では回収しきれません。
そのような中、それほど大きくない漂着ごみであれば、ドローンとAIを活用すれば自動で回収することができるのではないかと考えていた所、先日参加した官民連携の「自治体向けビジネスピッチ2024」というイベントで、海岸漂着ごみを運搬する大型ドローンを開発している「日本ドローン海岸漂着ごみ回収事業推進協会」という団体が紹介されました。
全国的にも漂着ごみの回収をドロン×AIで解決しようと様々な産学官民が連携をし実証実験をしています。

持続可能な佐渡を作るためにもこのような取組みを推進していく必要があると考えます。
佐渡島内にもドローンの会社もありますし、AIを得意とする会社、AIを学ぶ専門学校もあります。
様々な関係者が連携をし、佐渡で漂着ごみ回収プロジェクトを発足できないか、動いてみたいと思います。

※追記
先日、画像処理AIが専門の方に漂着ゴミ自動回収ドローンが出来ないかという相談をしました。

漂着ゴミを認識するAIは可能だが、ロボットアームの方が難しいというお話でした。

漂着ゴミを認識するAIの方は既に他の事業で開発(稚エビの成長具合を認識するAI)したものを流用できるということでした。

稚エビかどうかを学習させるために、インターンの学生を使って地道な作業をさせているとの事でしたので、漂着ゴミを認識させる作業を佐渡の専門学校の学生にやって貰うのが良いと考えています。(学校側にはそのような話はしていませんが)

しかし、ロボットアームについては重たくない同じものをつかむ事はできても、様々な漂着ゴミを自動で回収することは現在の技術では難しいとのこと。

また、例えば、ペットボトルだけ回収することはできないか?と聞いた所、逆にある特定の物だけを認識し、回収する方が難しいとのお話でした。

それほど、「人の手」というのは複雑な動きをしているそうです。

まずやれることはドローンを使い、海岸線沿いの写真を全て撮り、漂着ゴミを認識させるAIを作る所までということでした。(ここまでであれば、大学を含め、様々な所で実証実験を行なっています)

また、仮に海岸線沿いの写真を全て撮るのであれば、漂着ゴミ以外の情報も取得できるので、漁師さんや海、海岸にまつわる様々な方に相談すると、その画像を使った他のニーズが見つかるかもしれない。というアドバイスも頂きました。(もう一つ頂いたアドバイスは「ニーズ」と「シーズ」です)

まずはこの情報を頭に入れながら、様々な方と意見交換する中でAIの活用を考えていきたいと思います。

これをご覧になっている方の中にも、何か関連するアドバイスやアイデアがあればコメント頂きたいと思います。

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