4年生大学文系女子がブラック企業に入社して3ヶ月で退職した話。
こんなはずじゃなかった。
思ってたのと違う。私の思い描いていた社会人生活じゃない。
そう絶望したのは2019年4月1日のことだった。
社会人1日目の話である。
この記事に私が書くことは、別に大袈裟にいっているわけでも、フィクションでも何でもない。
紛れもなく、私が体験した3ヶ月間のブラック企業での社会人生活である。
ブラック企業なんて、自分には関係ないと思っていた。無縁だと思っていた。
ところがどっこい。
まさか自分が引っかかってしまうとは、、。
ブラック企業はお伽話ではない。
もしかしたら、今就活しているあなたが入社してしまうかもしれない。今、面接を受けているその企業はまさしくブラック企業かもしれない。
それほどにブラック企業は私たちの身近にあるのだ。
奴らは、優良企業のフリをして平気な顔して嘘をついて巧みに就活生を騙してくる。
大学生なんて世間知らずのいいカモだ。
どうか、この記事を見た就活生がブラック企業ではなく、マトモな会社に入社してくれることを祈る。
そのために、私のブラック企業3ヶ月の記録を書き綴っていくことにする。
1.何故ブラック企業を見抜けなかったのか
そもそも、なぜ私たちが(同期は15人いる)ブラック企業に入社してしまったのか。
自慢じゃないが、私は比較的真面目な大学生だったと思う。別に就活に手を抜いていたわけでもない。
しかし、事実として私はブラック企業に入社した。
その理由は、まとめると2つの要因からきていると思う。
①ブラック企業は嘘をつく
はい、これです。
ブラック企業は説明会で嘘をつくのはもちろん、ホームページにもマイナビやリクナビの新卒ナビサイトにも平気で嘘を書く。
給料、賞与、離職率etc…
嘘をつくことになんの罪悪感もないのである。
もしくは言い換え。
ブラック企業はとにかく言葉巧みに就活生を騙してくる。
それが、ネガティブなことをポジティブに言い換えてくる高度なテクニックだ。
今だから思う、大学生がこれを見抜くテクニックはただ一つ。
転職会議などの口コミを徹底的に調べることだ。
一つのサイトでは、その企業の印象操作が入っている場合があるのでとにかく複数。より多くの口コミを見て総合的に判断することをおすすめする。
(実際、企業の人事が自分で良い口コミを投稿している場合があるので要注意だ)
大学生が説明会などで企業の嘘を見抜くのは難しいので、まず第一に口コミをしっかり調べることだ。
それが自分の身を守ることにつながる。
その口コミは、企業の被害者の先人たちがなんとかその企業に一矢報いてやろうと書いたものだ。ぜひ有効活用してほしい。(私も書いた)
②企業が嘘をつく、ということを理解してなかった
これはもう、わたしがピュアすぎたのが問題だ。
だが大学生はきっとみんなそうなのではないだろうか。
まさか今目の前で話しているその人が、自分を奈落の底に突き落とす悪人だとはきっと思わない。
なぜならブラック企業は言うことだけは立派だから。
世間知らずの大学生を騙すことなんて赤子の手をひねるくらい簡単なことだ。
そもそも企業は嘘をつく。
これをしっかり覚えておいた方がいい。
今あなたの目の前で話しているその人は、本当に信頼できる人なのか。
性善説ではなく、性悪説を。
無知は恐ろしい。
就活生は嘘に惑わされないでほしい。
何事も疑ってかかるくらいがちょうどいいのだ。
次はブラック企業での日々と
ちょっと参考になるブラック企業の見分け方ぼちぼち書いていく。
今日はこの辺で。
もう寝る。