「お気に入りの体験に空きができました」
こんにちは!
TABICAから「お気に入りの体験に空きができました」人気の体験はすぐに満員になってしまいますので、お早めにとメールが届いた。
何という親切な機能なんだろうと感心し、無意識に申し込もうとする。ギリギリ、不人気な私の体験の開催予定にバッティングしていると気づく。
これはダメだ。万一、この後、私の体験に申し込みがあったら、ゲストに何とお詫びすればよいのか。
と思いながら、冷静に考えると、TABICAの高度なAI(人工知能プログラム)が、あんたの体験に申し込みが入る可能性はゼロに近いと分析した上でのお誘いかもしれない。
これは正しいかも。せっかくの金曜の夜なのだ、ここは冷静な判断力が問われる。
と、自虐的な妄想は置いておいて、この日曜朝11時より【オンライン読書会+映画もね!】が開催予定です。実は、この数ヶ月、読書の習慣が失われていたのが、最近、リハビリして復活しつつある。
今日、読了したのが原田マハ著の『楽園のカンヴァス』。人気作品で評判の通り、傑作!
429ページ、ほぼ、この2日で一気読み。
この本を読んで得られることは3点。
1)最高の美術史ミステリーが楽しめる。
2)近代印象派アンリ・ルソーの作品が見たくなる。
3)物語に出てくる大原美術館、ニューヨーク近代美術館、バーゼル動物園に行きたくなる。
さらにおまけで、パブロ・ピカソなども身近に感じられるようになる。
あらすじはネタバレになるので省略するが、芸術の知識や興味がなくてもミステリー読み物として面白い。結果的に、美術史や画家やその作品を学べる。さらには、実物の作品も見たくなる。良いことばかりだ。
この本は、以前、読書会の立ち上げを検討していた際、教えてもらったもの。
たぶん、ネットで検索して見つけてもタイトルから見て、芸術ものは柄でもないとスルーしていたはず。
やはり、口コミで教えてもらうと、本人の凝り固まった価値観やネット検索の癖を超えて、良い作品に出会えるので、読書会はオススメ。
と力説するホストである私は、とてもつまらない本や映画を紹介する傾向があるので、あまり信用ならないことは言うまでもない。