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長い長い一日

冒頭からですが、本日19:50うちの親父が膵臓ガンからの最終的には心不全で亡くなりました
で、まず知ったのが実際の亡くなった時間と、医者がくだす亡くなった時間には

誤差がある!

と、言う事。どういう事かと言うと、心停止したのが19:10
当直医が来てドラマみたいに「〇時〇分、ご臨終です」と言ったのが19:50なんですよ
なるほどねぇって感じでした

時間を巻き戻して
オフクロから親父の容態が急変したと一報が来たのが昼前
まぁ会社が「今すぐ帰りなさい」と言ってくれましたが
午後イチの介護タクシーの業務がありましてね、代われる要員がいなかったので
「お客様に、うちの身内の不幸(まだ生きてたけど)は無関係っす」
と、運行業務を終わらせてから
15時、病院着!
定番?の親父の思い出話に花が咲き、その後は現実な話に戻り、今後の話
兄は一旦、仕事に戻る

まぁぶっちゃけですよ、自己採点で言えば6:4で親不孝息子
でもオフクロから「免許返納してから、ずっと野球観戦に連れてってくれてたの、お父さん感謝してたわよ」
と、言われましてね。よし!ミッションコンプリート!!
って気持ちになり
あ、ちったぁ親孝行は出来たかと一安心ですが・・親父に言いたい!

そういう感謝の気持ちは、直接俺に言え!

これだから、団塊世代は(笑)

夕方、オフクロに頼まれた書類を取りにって名目と、最後は夫婦水入らずでという判断で一旦帰宅

よく言いますよね。故人の死に目にあえて、よかったって
私は、この考えが理解出来ない訳でして
祖母の死に目に立ち合った時に
「人の命が終わる瞬間に立ち合って、何がいいんだ?」
って思った訳ですよ
この事は常々、親父にも言ってましてね。親父も最後に気を遣ってくれたのか
帰宅して書類やら用意してる間に19:10、心停止
私が病院に戻ったのが19:30でした
オフクロが気落ちしてるんでね、多方面に親父の死去の連絡、そっからの段取りをあれやこれやとやってたら、看護士さんに
「あの失礼ですが、医療関係のお仕事されてるんですか?」
と聞かれ
こういう時に、テキパキ動くご遺族は見た事がない
との事
「介護の仕事してますから、ぶっちゃけ、こういう事は日頃から慣れてますから」と

22時、斎場の方が到着。親父を斎場に移送
22:30帰宅
明日は10時から葬儀の打ち合わせ
火葬が済むまでは、まだまだ踏ん張らにゃいかんです
親父、享年77歳

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