読書会報告
2024.9.28
第7回福岡イロトリドリ読書会を開催しました。
電車を乗り継いできてくださったリピーターさん、新規の方と計3名で読書の他雑談をたくさんできた女子会になりました。
![](https://assets.st-note.com/img/1727567806-85CihqazZYMBSjAeVWtI3ck0.jpg?width=1200)
本の紹介
『鉄腕アトム』手塚治虫
手塚さんご本人が最初の書かれた原稿を紛失されたというアクシデントから再度書いたという『鉄腕アトム』辻褄の合わない部分が出てきたり、ご本人が解説もしている。(手塚さんご本人が医師であり虫プロも立ち上げられ、アニメ監督という多忙というのに驚きました)
『まるまるの毬』西條奈加
時代小説と和菓子という組み合わせがお好きということでご紹介。出生に秘密のある店主と娘、孫娘と続く売り切れ必死の菓子屋が舞台。手をかけた和菓子の作る描写が上手い。シリーズ3作目まで出ているそう。
『育休刑事(諸事情により育休延長中)』似鳥鶏
育休中にも関わらず、ちょいちょい署に呼び出される為息子を連れ捜査に参加。育児にとっての当たり前が刑事には解らず、アドバイスを求められたり。表紙がラノベっぽく見えるが中身は本格ミステリ。NHKでドラマ化もされた。
『猫のようなナニカ』アヅミイノリ
一見すると猫のようだが?飼うことに決め、首輪をかけようとするがすり抜ける…
いつ寝ているのかもわからないし、好物はメロンパン。『猫ってこうだよね』という概念があるはずででも足が無いとか違和感ありつつ飼い続ける。Amazonで検索したらレビューが4.8!!!
『カフネ』阿部曉子
溺愛していた弟の突然の死。両親も悲嘆にくれていたところ、弟が遺言書を残していたと知る。遺言書には遺産(若いのに割とお金があった)の1部を元恋人にも残していた。相性が合わないが彼女の働く家事代行サービスを手伝ううちに様々な背景を知る。登場する料理のレシピ付き。
読了した本の扱い方について、本棚の配置、教科書に掲載される作家、名前について、新規で来ていただいたと思ったらキューブリックさんの読書会で別テーブルだった、バジルの栽培、卵みそ、などなど雑談も交えあっと言う間の2時間でした。
ご参加ありがとうございました。