見出し画像

なぜ眞子さんの結婚問題、小室佳代さんの金銭トラブルは解決しないのか?

眞子さんと圭君が遂に10月26日結婚を発表します。前回の婚約からじつに4年。突然沈黙を破っての発表は物議をかもしました。

なぜか。


圭君のお母さん佳代さんの元婚約者との金銭トラブルが解決していないからです。この問題をうやむやにしたまま娘の結婚にOKはできない。秋篠宮殿下は判断を下しました。


が一向に進まないこの問題に業を煮やしていた中、眞子さんが自分のお気持ちを発言したのです。


生きていくうえで必要な選択――言い換えればこの結婚が無くなってしまえば生きている意味がない――ある意味生死をかける位の意気込みを訴えたのです。


この言葉を聴いて元婚約者も本意を翻しました。そこまでしてお金を返してもらわなくても良い――そう言ったのです。


ところがあくまで事務処理上解決していこうという姿勢の圭君。これに対し元婚約者Xさんは反発します。「男に二言はない。お金は返さなくていいと言った」という圭君に対し、「返さなくていいとは言っていない」とまた反旗を翻したのです。


さて。


どうしてここまで話がこじれるのでしょうか。国民の皆さんは週刊誌の情報を元に、佳代さんがお金に汚い。元婚約者のXさんの善意をないがしろにしている。皇室の結婚相手としてふさわしくない。借金トラブルをそのままにして結婚はあり得ない。などといった意見が大勢を示しています。


たしかにそうです。常識的な判断としては当然です。ですがその一方でこの問題を複雑にしている要因が別な所に存在します。きょうはそのあたりを解説して行きましょう。


1 元婚約者Xさんの優柔不断な態度


元々、佳代さんが夫の死以降に結婚を約束したのはいつかと言うと、かれこれ10年以上前のことです。実はXさんは3度目の結婚。結構お金を派手に使い浪費していたせいもあって退職後はお金が足りなくなっていました。


けれどもいい格好をしたいという性格があるせいか、自分の結婚を祝うため船上パーティー迄開きます。佳代さんから「大丈夫なの?」と聴かれても「その位しなきゃね」と返しています。


しかし次第に不信感が芽生えます。一向に進まない結婚を前に、お金のことはいつもヘルプしてくる。結婚を前提としていたから圭君のお父さん代わりだという気持ちで施していたのにどういう心境だろうか。と思いはじめます。


そうなると疑いが次々と募ります。自分は「金づる」でしかないのではないか。だったら結婚はウソかもしれない。そう思いはじめます。それなら自分から婚約解消だ! と一方的に通告します。


驚いた佳代さんは「なぜ? じゃあ出してもらったお金はどうなるの?」と詰め寄ります。するとXさんは「あぁ・・・・・・、別にいいよ」と言ってしまうのです。


男に二言はない。お金はいい(しかし返してはほしい。返さなくていいとまでは言っていない)。と言うなどコロコロ発言を変えています。このことが後々の大きな問題となって浮上してくるのです。


2 なぜXさんは週刊誌にタレこんだのか?


ところでなぜ、Xさんは婚約解消しただけでなく、この期に及んで「借金返済」を要求してきたのでしょうか。


本来であれば、10年も前の話を蒸し返して言うのは筋違いではないでしょうか。仮に貸したつもりでも、返済要求をしていなければやったも同然になってしまうからです。

それにそもそもそういったお金と言うのはお互いの合意です。明確に貸す借用書を締結したわけではないから、いくらお金のやり取りがあったとしても、法的には返済要求は通らないことが多いのです。


しかしなぜXさんは圭君の結婚を祝福したいと言っておきながら、片方ではマスコミ、国民を味方につける「週刊誌へのタレコミ」をしたのでしょうか。男に二言はない。その位するのが当然と言っておきながら、ある時点にくると反旗を翻した態度を取っていくのでしょうか。


それは、

圭君が皇室の眞子さんと婚約したからです。


自分は結婚に3度も失敗した。3度目はお金も出したのに悲惨だった。なのになぜ、佳代さん家族はいけしゃあしゃあと幸せな結婚、リッチなライフを満喫できるのだろうかという不満がふつふつと沸いてきたのです。


自分は人生の最後のステージで花開かせたかった。しかし400万ものお金を出し、結局はひのき舞台には乗れなかった。勝ち馬には乗れなかった。ここへの残念な想いが、マスコミ、ひいては国民の同情を買う行為へと走ったのです。


考えてみれば、400万というお金は大金と言っても大した金額ではありません。健全な大人がふつうに働けば1年で手にできるお金です。ですから仮に400万失ったとしても、心から祝福する気持ちがあれば、「よかったね、圭君」で済ませられる筈なのです。


ですが自身の人生の失敗を踏み台にされて迄上り詰めていく小室親子が許せなかったのでしょう。それが金銭問題を長く解決に至らせない真の要因なのです。

3 眞子さんのお母さんとの確執


実はこの問題をこじらせているもうひとつの要因が眞子さんとお母さんとの確執です。

お母さんである紀子さんは、№2の紀宮殿下と大学時代親しくなりました。紀宮さまは浩宮さまと違ってヒゲをはやし自由奔放。女友達も多く人生を満喫していました。


その皇室に入るのですから紀子さんは格式を重んじます。皇室に仕えなければ、の想いがあの作られたような笑顔なのです。


しかし自由奔放な秋篠宮殿下も、年相応になってくると、それなりの責任が生じます。昔みたいに自由奔放に行くわけにはいきません。


そしてそこにきて天皇継承の問題が出ます。若くして「天皇になりたい!」と純粋でまっすぐな兄浩宮さまを横目に、自分自身の立場には眞子さまの結婚問題が暗躍し、暗澹たる気持ちになって行ったと想像するのは難くありません。


紀子さまはあくまでしつけとして眞子さまにきちんと責任を持って結婚相手を選んでほしいと思っています。しかしながらXさんの暴露によって浮上した金銭トラブル。秋篠宮殿下と紀子さんはどうしたものかと心痛めたことでしょう。


眞子さまの決意


しかし世間の人たちは「どうしてあんな男を選ぶのだろうか」と思うでしょう。しかしそれには深い理由があるんです。国民から総バッシングを受けてもひるまず自分を選んでくれる彼は、公邸に貧しい民が恐れず訪れてくれるプリンスのように思えるのです。


それは、シンデレラ物語のプリンス版です。自分を迎えにきてくれる王子様、圭君。その母佳代さんをいじめるXさんは許せない。と全面小室家を支持する気持ちに傾いて行ったのです。


4  圭君の鈍感なポジティブさと佳代さんの業


本来であれば、Xさんの週刊誌暴露の瞬間にすぐ動き、謝罪と返済を約束すればすぐに片づくことです。しかし事はそうは問屋が卸しませんでした。


というのも、「婚約解消」し、「お金は要らない」と一旦言ったのにいまさら返済を要求、しかも直接ではなくマスコミへ暴露し、国民から総バッシングをさせて迄の仕返しをしてきたからです。


Xさんにしたら何ら不自然な動きではない。自分をないがしろにしたから当然その報いは受けるべき。


しかし小室親子からすれば寝耳に水。しかもマスコミ、国民を巻き込んだ大スキャンダル。反論の余地を封じられたうえに謝罪と返金迄するなんてもってのほかです。


ここが問題をこじらせたもうひとつの要因です。ここまで問題を大きくしなかったら謝罪返金の余地はあった。しかしXさんの煮え切らない態度が事を大きくした。


そこへ持って佳代さんのその場その場をしのごうとする姿勢。取ってつけた態度。さらに圭君の能天気さ。これらが相まって問題はこじれにこじれて行ったのです。


5  複雑性PTSDと結婚をセット発表のまずさ


Xさんは圭君と会うのではなく、佳代さんとの直接対話を求めます。一方佳代さんは体調不良を理由に会おうとはしません。片づかない問題を前にこの難局を乗り切るべく宮内庁はある決断をします。


眞子さんの心の病と結婚をセットで発表


それは眞子さんの心の病をセットで発表することです。それによって国民の心ないバッシングを抑止することができます。うつとか精神的な病と言うと、外野は攻め手を封じられてしまうからです。


もちろん本当にそうなら同情の余地は大いにあります。


大坂なおみの場合


しかしテニス王者大坂なおみが記者会見をボイコットした際周りは激しく非難しました。その際猛バッシングを受けたため今度は2年前からうつだったと告白し、同情を買いました。


しかしそれならなぜ2年間も言わず、このタイミングで言ったのでしょうか。


実はそれは癒しのコーチ、サーシャ・バインについてテニス女王セリーナ・ウィリアムズという憧れの選手を破った瞬間からはじまったと言います。


つまりそれは心の支えであったサーシャ(イケメン)への淡い恋心があったものの、彼には彼女がおり、叶わない恋を乗り越えるため、オーストラリア大会で優勝後、突然サーシャを解雇します。(ここはあくまで行動からの推測です。本人は認めていません。)


私はその後彼女は不安定な精神状態になるのではないか、と推測していました。その後についたウィム・フィセッテ氏のおかげでメンタル面ではなく、技術面でカバーすることでメンタルが原因の不調を一旦は克服しました。


しかしその後、うつと言いながらすぐに水着写真でVOGUE誌に乗り、さらにボイコットした大会直後に五輪オリンピック出場、最終聖火ランナーの大役をこなすなど、うつというのにはおかしいというコメントが多数ありました。


その直後です。試合において勝つことができず、ラケットをコートに叩き割ったり罵声を浴びせるなどしました。一時的に覆っていた問題が浮上して行ったのです。


眞子さんの場合


眞子さんはたしかに精神的な負荷は余りあるものだと言えます。


ですが紀子さんとの確執や結婚への障壁が後ろ盾となって小室家族に全面に寄り添うようになりました。つまり四面楚歌に置かれている状況は自分と似通っている。だから何としても佳代さんを助けなければ、という想いにかられているのです。


しかしここにきて問題をなし崩しにして強引に進めていいのでしょうか。私はそうは思えません。結婚自体は良しとしてもX氏とのトラブルをそのままにして進んでは決していいことはないからです。


その証拠にここにきてジャーナリストによる佳代さん告発問題がありました。年金不正受給、勤務先休養時の就労問題を告訴したのです。


この問題はグレーゾーンで必ずしも犯罪ではありません。婚約だけで同居もせず結婚もしていなかったからです。また体調崩して勤務先を休んでいたときに知人のところでちょっと働いたと言ってもそういうことは表に出ないだけであることだからです。


ですが表に出てきた以上審議せざるを得ません。こういう怒りや反感を呼び寄せてしまうことにこの問題の根深さがあるのです。

関連記事 Xさんインタビュー

Xさんコメント「いまの気持ち」
https://news.yahoo.co.jp/articles/4986d2103bf0329a7baaa91b85ee0c76246db7df

2021年9月解説
#眞子さん 結婚へ~佳代さんの借金問題は解決するのか?
https://youtu.be/57SSjekIHBs

2020年11月解説
「眞子さまが幸せに結婚していくには。3つのシナリオ」
https://youtu.be/p1hoFlx8u0A

2021年2月解説
「なぜ圭君は沈黙を守っているのか」
https://youtu.be/XZyiUEqiAOY



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?