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SE/MBSEシンポジウム(Good times,Bad times)

ここ数日サボっていました。
マラソンや飲みで、少々ダウン気味でした。

さて今日は、
LLC石橋先生主催のシンポジウム(3週目)
に参加した感想を記載します。

とても特徴的な開催になっており、
3週に渡って開催。

1,2週はオンラインで、企業発表。
3週目はオフラインで、基調講演と基礎、Q&A。
石橋先生のファシリテートというか、運営が
とても素晴らしく、私たちが聞きたいことを
登壇者の皆さんから引き出す“問いかけ力”。

YTUBEでもいくつかの動画がありますので、
是非ご覧いただきたいです。
前回の記事下部からどうぞ。

今回の新たな気付き
・シスエンは考え方
・シスエンのやることは問題定義と問題解決
・誰が何のために使うのか、
 目的とスコープを明らかにして取り組む
・情報を使えるように構造化する
・モデルを書くことが目的ではない
 必要なものだけモデル化すればよい
 (投資対効果、役立たないものはやらない)


シスエンは、
自動車業界でいうチーフエンジニアのような
位置付けと捉えました。
よって、結構スーパーマン。
リーンとも通じますね。

トヨタの取り組みが、
リーンになっていることから見ても、
やはり技術を知ったリーダーがプロジェクトを
管理、差配することが重要なのでしょう。

ですので、シスエン候補を如何に発見し、
育成するかという点が話題になっていました。

会場で名刺交換がてら、
登壇者の方々に私のメインにしているQFDやTRIZ、VEとの繋がりを聞いてみました。

開発はシスエンだけで出来るわけではなく、
色々な手段を活用していく。
しかしそれらを統合した活動にはなっていない。
トヨタさんもボトムアップ色が強いからと。


QFDやVEとも、目的や、やっていることは
それほど変わらないと思います。
しかしシスエンは、米国で生まれただけあって、
プロセスとしてよくまとまっています。

QFDは自動車業界でも活用されていました。
しかし、システムの複雑化が進み、
もっと効率的に開発をするには、モデル化
も含めてシスエン、MBSEの方がより効率的
だということになったと推測します。

しかし、QFDの情報は資産として使えるもの
ですから、もうQFDはやらないと言っている
わけでは無いと思います。
そして、手法やツールはあくまでも手段ですから
それらも含めて、いかに開発を効率にできるかを
皆で考えていけば良いはずです。


ついつい、自分が得意な手法や手段に
“こだわり”、“囚われる”のですが、
組織、チームとして目的を共有して、
柔軟な考えを持って動きたいものですね。

ではまた。

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