誰でもシスエン。step1:コンセプトメイク①(加筆)
シスエンのプロセスを、
対象の製品が製品開発以外の方でも使えるように
記載してみます。
(ポイントを絞って、各ステップ2-3回)
前回の記事
今日は1つ目のステップです。
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1.コンセプトメイク
あなたはどんな製品、サービスを提供しますか?
(シーズ、自身の強みの棚卸し)
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提供できるもの、強みをシーズとも呼びます。
それらは、顧客の何らかの目的を達成するために
必要(有用)な手段になります。
これらは、ツリー(系統図*)を用いて、
目的-手段の形で整理すると分かりやすいです。
(1/10補足)
*系統図とは、新QC7つ道具の一つです。
新QC7つ道具とは、図や表を用いて、
問題を解決するための発想を得るための方法を
まとめたものです。
いずれもWebで調べるといくつも出てきます。
詳しく知りたい方は検索してみて下さい。
(目的)ー(手段1)
L(手段2)
L(手段3)
ここでは、MECE*である必要はありません。
思いつく限り、列挙してみましょう。
* Mutually Exclusive and Collectively
Exhaustiveの頭文字を取った造語。
“漏れなく、ダブりなく”記載することの意
さらに階層を追加しても構いません。
(目的)ー(手段1)ー(手段11)
L(手段12)
L(手段2)ー(手段21)
L(手段22)
L(手段3)ー(手段31)
L(手段32)
やりにくい場合は、
特性要因図*やマインドマップ*でも良いです。
*特性要因図は、QC7つ道具の一つです。
こちらも詳細は検索をお願いします。
*マインドマップは、トニー・ブザンが提唱する、思考の表現方法です。
頭の中で考えていることを脳内に近い形に
描き出すことで、記憶の整理や発想をしやすく
するもの(Wiki)。
まずは、皆さんの提供できるもの、強みを
自由に書き出してみてください。
(1/10補足)
中小企業診断士では、
企業経営理論、製品戦略の新製品開発
にあたります。
通常はすでになんらかの製品、シーズがある
ところからスタートしますが、
これから事業を始めようという方々向けに、
皆さんが顧客に提供できるもの、シーズを
見つけることからスタートする事にしました。
この後、ニーズや市場性を3C分析やSWOT分析
でどこに攻めていくかを検討していきます。
ポイントを絞りつつ、事例を交えて
記事にしてみたいと思います。
次回は、
事例で確認してみたいと思います。
こちらも参考になります。
(ニーズ探索ソリューションの手順)
それではまた。
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