2023年2月定例議会の一般質問の報告(その2)。「共生社会における公共施設の多機能トイレ」について。
名取市議会議員のさいひろみです。
多機能(もしくは多目的)トイレを取り上げました。
車いすを利用している方や医療的ケア児の保護者から「多機能トイレの利用の適正化」「オストメイト対応トイレの増設」「大型の介助用ベッドの設置」などの意見をいただいたためです。
◇ 質問と答弁(概要)
Q:多機能トイレの適正利用の啓発をすべき。
A(市長):必要としている方が必要な時に利用できるよう、多機能トイレの適正な利用について、チラシの掲示等により周知啓発する。
Q:オストメイト対応ではない多機能トイレでも利用範囲を広げられるよう、簡易式対応便器に交換すべき。
A(市長):交換する公共施設の優先度を勘案しながら、オストメイト対応ではない多機能トイレの便器の交換等について、今後検討したい。
Q:多機能トイレには、乳幼児のおむつ交換用ベッドが設置されていることが多い。障がい児者や成人の介護など、より多くの方が利用できるように、大型の介助用ベッドを設置すべき。
A(市長):今後、公共施設の新築や大規模改修工事では、大型の介助用ベッドの設置を検討したい。
Q:多機能トイレの情報を、地図情報としてなとりマップ(名取市地図情報提供サービス)で公開すべき。
A(市長):なとりマップで多機能トイレの位置情報を公開することは、利用される方の外出時の不安が解消されるなど、有益な情報である。公開に向けて検討したい。
◇ まとめ
再質問と新年度予算審査の中で、現在建設中の下増田公民館・児童センター改築工事の多機能トイレに、大型の介助ベットの設置を求めました。
実現することを願いたいです。
それと、なとりマップでの公開ですが、3月30日に担当課から対応したとのお知らせをいただきました!
早い対応でありがたいことです。活用が広がればと思います。