映画_ファウンダー_を見れば_ビジネスの本質を理解できる

映画「ファウンダー」を見れば、ビジネスの本質を理解できる


こんにちは、田中 幸裕です。


今日はビジネスにおいて
想像もできなかったような変化を
起こすために重要な

「ビジネスの本質」を理解するのに役立つ
おすすめの映画をシェアします。

◆映画「ファウンダー」 ~マクドナルド創業の物語~


今回オススメする映画は
「ファウンダー
 ~ハンバーガー帝国の秘密~」。

映画 ファウンダー


今や世界中で知らない人はいない
「マクドナルド」を創業したレイ・クロックが

いかにハンバーガー帝国を創り上げたかを
描いた実話です。



実話だからこその生々しい事実も
たくさん出てくるので

「エッ!? そうだったの??」
「これっていいの?!」
「イヤ、それはダメでしょ・・・」


と驚きだけでなく、
正直 若干のイライラも経験する
まったくもって美談ではない映画ですが


【ビジネスの本質】を知るうえで
多くの学びがあるイイ映画なんです。

◆簡単なあらすじ


ときは1954年。


52歳という人生の折返し地点を過ぎてなお
大型の業務用調理ミキサーの販売に奔走する
レイ・クロックという男が主人公。


いつか成功したいという野望を抱きながらも
なかなか販売はふるわず

妻には好調だと嘘をつきながら
営業のため車であちこちセールスしていると
突然電話で8台もの大型注文が入ります。



注文をしてきたのはマクドナルドという
ドライブイン型のレストラン。


いったいどんなレストランなのかと
気になってしょうがないレイ・クロックは
遠路はるばる車を飛ばして会いに行くことに。



そこで見たのは
ディックとマックという兄弟が作った

徹底的にムダを省いた
高品質かつスピーディーで低コストな
画期的なビジネスモデル。



このビジネスモデルの虜になってしまった
レイ・クロックはマクドナルド兄弟を説得し
フランチャイズ化する権利を獲得。


しかし、ひたすらに利益を追求する
レイ・クロックと兄弟の関係は
徐々に険悪なものとなり・・・

◆内容的には正直ムカッとする!けど・・・


冒頭にも書いたように
この映画、正直見ててムカッとします。


フランチャイズ展開をどんどん進めて
利益拡大を追求したいレイ・クロックと
品質を維持して味とサービスを極めたい兄弟。


この両者が対立している様子を見ている間に
ほぼ全員が

「ちょいやりすぎだろっ、このおっさん!」

とレイ・クロックが嫌いになります 笑



でも見終わった後に冷静になるにつれ

「今自分がビックマック食えてるのは
 あのおっさんのお陰かもしれない…」

と思い始めます。



ここがこの映画の “肝”
です。



昔、部活後に小腹がすいたら
チーズバーガー食べれたのも

行ったことがない国で
マクドナルドを見つけたときに感じる
あのなんとも言えない安心感も

子供と一緒にハッピーセットの中身を
楽しみにしながらランチできるのも


アメリカのレイ・クロックというおっさんが
利益を追求して世界中に店作ったからだ
ということに気づくんです。



映画を見ている間は
「マクドナルド行くのやめようかな」
くらい嫌悪感を抱くのに


見終わった後に振り返ると

「マクドナルド兄弟が作り出した仕組みに
 ”価値”を見出し

 ある意味えげつないくらい徹底的に
 多店舗化して利益を追求した

 レイ・クロックのような商業主義者に
 自分は支えられて生きているのかもな」

と、妙にこの世のビジネスについて
考えたくなります。

◆想像もできなかったような変化を起こすために重要なこと


もとはアメリカの田舎にある
1レストランにすぎなかったお店が

世界中にその名が知れ渡る大企業となるような
想像もできなかったような変化が
ときにビジネスの世界では起こります。



このような想像をはるかに越える変化を
起こす要因はいったい何なのか?


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ひろぽん(濃幸パパと幸薄パパ)
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