映画「最強のふたり」|笑って泣いてる間に心のレベルが上がってる?! 痛快コメディ
こんにちは、田中幸裕です。
今日は
久しぶりに観終わったあとに
「あぁー面白かった」
となった オススメの映画を紹介します。
いつもと違った切り口の
コメディ映画を見たかったり
最近、感性の器が小さくまとまってるな、
心のアンテナ感度上げなきゃな・・・
って何となく思ってるときに観ると
笑って泣いてる間に
気づけば心の幅を広げてくれる?!
オススメの映画です。
◆偽善の匂いや居心地の悪さがまったくない
笑って泣ける痛快コメディ
今回オススメする映画は「最強のふたり」。
この映画の主人公は
車イスで生活している大富豪と
その介護者として雇われた
スラム出身の黒人青年。
パッケージ写真を見て
なんとなく観る前に
「よくあるお涙頂戴系の映画?!」
と思ったのですが
実際に観てみると人間らしさ丸出しで
偽善の匂いも微妙に感じる居心地の悪さも
まったくもってない
実話にもとづいた
笑って泣ける痛快コメディです。
ブラックジョークや
ポップな下ネタ満載で笑えるし
育ちも年齢も好みも
何もかも異なる二人が
お互いを認め合い変化していくプロセスで
発するユーモア溢れる言葉には
不思議ともう一度聞きたくなる魅力があって
オススメです。
◆映画「最強のふたり」のあらすじ
不慮の事故で全身麻痺になってしまい
身体をまったく動かすことができない
大富豪のフィリップ。
彼は住込みの新しい介護者を探しており
候補者の面接を実施していた。
そこへスラム出身の黒人青年ドリスが
面接を受けに来る。
しかしドリスは
給付期間が終了間際となった失業保険を
引き続き貰えるようにするために必要な
不採用通知をもらうことだけが目当てで
合格する気なんてまったくナシ。
気難しいところのあるフィリップは
他の候補者を気に入らず
周囲の反対を押し切って
そんな不届き者のフィリップを
採用することに。
すべてが異なる二人は
互いにぶつかり合いながらも
次第に友情をはぐくんでいく・・・
◆ふたりは本当に最強のコンビや!
この映画の一番のオススメポイントは
主人公ふたりの「空気感」です。
映画の中で大富豪のフィリップが
「なぜドリスを介護者にしたのか?」
と聞かれたときに
「彼は障害者に対する同情なく
接してくれるから」
と答える場面があります。
手足が動かないフィリップにドリスが
うっかり電話を差し出す場面が象徴的で
それをフィリップは
「あいつ電話を差し出すんだ。
うっかりとね。
私に同情していない証拠だよ」
と嬉しそうに話します。
このやり取りに表れているように
気難しいフィリップが
自分を特別扱いをしないドリスに対して
どんどん心を開き
その距離を縮めていくその様子が
観ていて楽しいのですが
その方法がちょっと独特で
この2人の間に流れる
少年のようなふざけた
されどあったかいお茶目な「空気感」に
観ているうちに気づくと
どっぷりハマっている自分がいます。
下ネタも障害者をネタにした
少しキツメの悪い冗談もあって
ちょっとヒヤっとするけど
とにかくテンポが良すぎて
麻痺している足に熱いお茶をかけて
「本当に感じてないかの実験」
なんてやっちゃう明らかにふざけた介護も
この2人だからこそ
腹を抱えて笑えちゃいます。
◆自分の中のくだらない考え方に気づかされる
そしてもう一つ。
この映画は自分の普段の考え方についても
気づかせてくれます。
全く住む世界の違う人間が・・・
つづきはこちら
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