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保護者さま向け「中高受験. 子供の成績上げる」

1 子供の人格を認める


これは、受験期に対する子供のみならず、人生を生き抜く原動力となる、最も大切なことであろうかと思います。この対処を間違えると、その影響は、その子の一生を支配しかねません。

2 小学生は、手取り足取り教えてはならない

受験をするのは、お子さんです。保護者の方は受験できません。
特に中学受験の場合、宿題を保護者の方が見てあげることも多いと思います。
しかし模範解答に導いて、途中の式までそっくり書いてくるお子さんがいます。授業で「どうしてその答えだと考えたの?」と聞いても答えられません。
これでは、保護者の方が勉強したのであって、生徒さんが勉強したとは言えません。

3 辛抱強く見守り、ヒントを与える

横から見ていて、本人が行きづまった時にだけヒントを与える。「僕が解いた」「私が解いた」という達成感を与える。

4 気分転換に家事を手伝ってもらう

一日10時間を超えるような受験勉強は、ストレスがたまる。
家族の中で特別扱いは、なるべく避ける。そのために、10分でもいいから家事を手伝ってもらう。「自分の食べたお皿だけでいいから洗ってくれる?」
「お風呂の掃除してくれると助かるな」
「階段の下にある買い物を台所にはこんでくれなかな?」など。
ほめるのではなく、感謝の気持ちを込める。「助かったわ」
「○○の洗ったお風呂に入ると良い気分だな」
「重くて、お母さんには無理だったの。ありがとう。」
感謝されると、子供は自分の価値を認識して、勉強にも意欲が出る。

5 ライバルとのケンカが多くなる(男子)

暴力をふるった時は、冷静に考えさせる。どのような結果を招くか。ヒントを与え、自分で考えさせる。

6 おしゃべりをする(女子)

おしゃべりをすることや、スキンシップをすることで、女子は精神が安定する場合が多いので、ある程度は、お相手をしてあげても良いと思う。また、生理日の体調を管理。鎮痛剤などを持たせる。

7 お友達との付き合い方

保護者の方も同じだが、受験生同士の場合、適度な距離を置いて付き合ったほうが良いと思う。
ある意味、保護者様同士もライバル。保護者様同士の争いも、よく耳にします。
何年か前に、ご自分のお子さんが受験に失敗し、ライバルだったお子さんをしめ殺してしまった事件がありましたね。
あそこまでいかなくても、見ていて気まずくなる、お母さま同士のバトルがありますね。

8 小学生高学年からは、恋愛禁止

恋愛をすると、なぜか女子は変わりませんが、男子は成績が下がります。受験期は距離を置いた方が良いと思います。

受験は、夏休みの盛り。一番大変な時期だと思います。保護者の方も大変なこととお察しいたします。体調・ストレス管理などに注意され、ぜひ来春の合格を勝ち取って下さいますよう、お祈りいたします。

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