#25 選挙演説から学ぶ、サラリーマン3つの要素とは?
おはようこんばんは!悩める中間管理職のひろぽんですっ。季節かは秋から冬へと移っていますが、徐々に年末の足音が(師走感)がちょっとづつですが、気温の低下とともに感じている今日この頃ですが、引き続き頑張っていきましょう。
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今回の話は、選挙の話です。2021年10月31日に衆議院議員選挙が行われます。なので、執筆時点では、まさに公示〜投票日の間なので、まさに”旬”です(笑)
さて、私が勤務している会社(出向元)は鉄道会社であり、インフラ、まちづくりという性質上、国の許認可、自治体との連携など、いわゆる”お上”との関係性が無視できません。その行く末(政権)によって、方針や考え方が異なると、少なからず事業に影響を及ぼすこともあり、沿線の国会議員とは、できるだけ”良好な関係”を築きたい・・・という思惑があります。
そんなこともあり、私もそんな選挙活動にちょっとだけ加担しています。まさに前述の沿線かつ、私の住む地域の前国会議員の応援です。衆議院は執筆時点で解散になっていますので・・(前)なんですよね。もちろんその方が、次も立候補するので、応援するのですが、先日、その方の総決起集会に強制?参加してきました。
とはいえ、そこから私は多くのことを学び(気づき)があったので、お伝えしたいと思います。
あ、申し上げますが、気づけたことが、別に”すごい”とかありません。決起集会に受け身で聴くぐらいなら、なんか学びになること持ち帰ろうって”意識”した結果です。意識すれば(何か学びを持ち帰ろうって思うこと)、何かしら持ち帰れます。
この決起集会で持ち帰った学びですが、大きく3点です。
1.自分の売り込みが半端じゃない!
この決起集会の最終目標はただ1つ
”その人に投票する”
これに尽きます。私を含め、投票する権利のある有権者に対して「私に1票を投じてください」と訴える(気持ちを振り向かせる)会なのです。
そのため、多くの応援者(所属する党の人気議員のほか、投票区所属の自治体首長や、都道府県議員、後援会等)を招聘して、その議員の応援する。決起集会として、ホールのスクリーンには、開始まで本人の国政での実績等のVTRが繰り返し流れる(ちゃんと制作会社に依頼したと思われる程、出来はよかった)
つまりは、自分をPRをあるとあらゆる手段(もちろん公平・公正に)で露出し、売り込む姿勢が本当に半端ないと思いました。
情勢柄、今回の選挙は厳しいと言っていましたが、私はこの多くのPRに流されたわけでないですが、気分とか、なんとなくではなく
「信頼できる人に、政治をお願いするべき」と思いました。
そして、同時に社内の昇進にしても「信頼できる人に、会社経営をお願いしたい」に通じます。会社では立候補(実際は自ら手を挙げるのではなく、推薦してもらうのですが)する立場として、自分の実績や、強みを露出して、信頼を”この人にお願いしたい”という、空気というか、雰囲気を作り上げていく努力は必要と感じました。
ポスト・・・優秀さだけでは登用されない。優秀+αの部分が不可欠。そのαこそ、自分をPRする努力は少なからず必要と思いました。
寡黙に
<自分の実力を信じる>
<仕事の結果を見れば、結果は自ずと明白>
とか、思っていては勝てないとわかりました。政治活動と同じです。PRをすることで印象付けは大事・・・もっといえば、周りで「〇〇さんってできる人だよねー」とか耳にする人は、うまくPRできている人だと思います。
2.周りを巻き込む
前述でも多くの応援者(所属する党の人気議員のほか、投票区所属の自治体首長や、都道府県議員、後援会等)を招聘して、その議員の応援していたと書きました。
それなんです。自分が言うのはなく、他人が言うことで信頼度が増えます。
政治活動の場合は、利権とかメリットがあるから応援する部分ですが・・・・でも会社でも、あいつが昇進すれば、いい組織になるよね。とか言わせたいですよね。
会社の場合は、グループ会社とか、同期から「あいつは・・・」と言ってもらうことで、それだけでもいい意味で言えばプロモーションになるわけです。逆も真なりで、イケてないことがあっても「あいつは・・・」と言われるわけです。もちろん、活かすのであれば前者です。
周りを巻き込む(利用して)信頼度を高めるという方法も、私を知らない人に対するPRの方法として大きいなぁと感じました。
3.自分の言葉で話す
立候補者の方含め、壇上にたって話す人たちは、原稿を見ません。目線を上に、噛むことなく話します。
目を落としながら、言うのをと言わない差は大きい。仮に丸暗記としても、目線を落とさず、つっかえることなく言えれば多少なりとも心に響くと感じました(笑)話す人たちは、キーワード(何を話すかを章立てと、その章の中で外せない言葉)を漏らさず、状況に応じて話していると思います。
首長さんたちも同じでした。そこは話術と思いました。これができないのであれば、人の心は動かせない!と言う信条も持っているのでは。とも思いました。それくらい、話すのはうまかったと思いました。
特に思ったのは、首長さんたちも忙しい時間の合間で来ているわけで、練習する時間などはあまりないと思います。それでもあそこまで話せるのは、首長たる立場は常に市民に色々話したり、色々なイベントで話す機会が多いので、ある種「テクニック」な部分は否めませんが、それは自分が生きていくための「テクニック」だと思いました。
私はサラリーマンの立場ですが、昔はセミナーの先生をやったこともありました。確かに一言一句のシナリオは用意していません。(このサラクエのラジオ収録もキーワードはあっても、シナリオはありません)でも、なんとか話せている・・・。
それは、得意な話や、いつも自分で思い続けていることは、言葉に出せる。
これだと思います。首長さんたちの話のネタももしかしたら、その応援する立候補者の名前を付け替えて、別の場面で使いまわしているかも知れません(笑)。でもそれは、自分の心情というか、想い続けている”軸”があり、その軸を中心に話しているからかも知れません。もしくは、人を説得されるフレーズを自分なりに持っていて、それを候補者の名前に付け替えているだけかも知れませんが・・・聞いている私には、説得力があり、そうには感じません。
面接試験も一緒かな・・・と、思いました。
普段、自分が思っていること、考えていることを言語がすることは必須。ただそれにプラスとして”次職位”としての考え方や、姿勢・・・視座というのでしょうか。それを持ち合わせることだと思います。
普段から往々に話す機会が少ない(場数)が少ないことが、話せない一因かも知れませんが、それならば、こういったブログや仕事を通してPRの一環として”あえて”話す機会を設けるとか、自分なりの対策も必要なだろうな。と感じております。
以上、私が、とある政治家の決起集会にでて感じたこと、それを仕事でどう活かすかを落とし込んでみました。
3つのポイントで書きましたが、もう一つは、繰り返しますが偶然にもああいった機会に参加した時に”何か持ち帰ろう”と思う意識、これも大事だと思いました。
皆様にも参考になればと思いますし、自分も上記3つを意識してこれからも頑張っていこうと思います。
来週もまた、聞いてくださいね。