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#85 「機運」を活用せよ!

おはようこんばんは!サラリーマン中間管理職のひろぽんです。すっかり過ごしやすい季節になりました!まだ梅雨もなく、猛暑もまだ先です。多分人間活動としては、最もBsetな時季なのではと思っております。
勉強に、仕事に、遊びに・・・なんでも全力でやっていきたいそんなこの頃です。

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さて、今日は「機運」というお話です。

「機運」を辞書で調べますと・・・
時のめぐりあわせ。おり。ちょうどよい時機

英語だと、momentum・・「はずみ」「勢い」「推進力」という意味もあり、何となくの雰囲気がわかりますね。

普段なかなか使うことのない言葉ですが、私はこの「機運」という言葉は仕事で出会いました。

確か。。。今から20年くらい前でしょうか。鉄道事業部門にいた時に、沿線自治体からの陳情や、議員等からの質疑を回答する担当をしていた時のこと・・・まぁ、ろくな回答文作れないわけです(笑)

上司に「そうじゃないんだよ」とツッコミは言われ・・・要は今、この質疑に対する要望に応える時期ではない、補助金交付や条例が改正されるとか、まちづくりがある程度出来上がった時期とか、とにかく今じゃない、「やった方がいい」という状況ができるまで先延ばす表現として

「機運」という言葉で訂正されました。

当時は便利な言葉だなぁ。程度しか感じなかったのですが、いざ意識すると、機運がないとうまく仕事が進まない(成果が出せない)と思うことがたくさんあることに気づきました。

結局、自分も効率的とかコスト削減に繋がるハード的な施策ができればいろいろ貢献できるのになぁ。と考えること(ネタを見つけること)と、会社が今すべき方向と合致していないと、いくらやりたいと言っても、進ませてくれない。もしくは誰も賛同得られず、やりっぱなしで続かない(成果が出せない、かえって逆効果等・・・)こともあります。

一例として、私の元には、節電、節水からみ営業電話やDMが多く入ります。もちろん、節電、節水することで、水道光熱費の抑制につながるのでコストも落ちるでしょう。

ただ、イニシャルもかかります。節電、節水したことでどこかで犠牲になる分(無駄がそのまま削減できればいいけど、例えば室温が暑くなって、ホテルの客室からクレームになる、節水で落ちていたものが落ちなくなった。部品を改造するのでどこかに悪さが生じた)もちゃんと考えなくてはなりません。

今は改造を加えなくても、機器そのものが節水、節電につながっていることも理解して、費用対効果も検証しないといけないと考えています。

そもそも会社の方針が節水、節電でコストを落として収益を改善する方向より、より高単価販売をして、粗利益を高く上げることを至上命題と掲げているのであれぼ、私もそのために部屋の改造や アメニティの充実化についての検討するリソースに注力をします。

そんな矢先に「節電すべきだ」と叫んで、どれくらいの人が(高単価販売のベクトルを向いている中で)賛同してくれるのでしょうか。

私一人で戦う勇気はありません。無駄なエネルギーを費やしてはいけないのです。

もちろん、この先、未曾有な渇水や、大幅な電力不足が生じる恐れも否めません。会社として節電、節水をすることに勢いが向けば、そんなDM絡みできた会社とコンタクトをとる可能性があります。

要は、会社のベクトルと、営業(側で売りたい商品)のベクトルが合致しないと、自分の仕事としての成果は出せないのです。

あとは、上司に節水、節電の大切さをトウトウと説いて理解してもらい、何らかの会議の場で話してもらうとか・・・

よく言う「何を言ったかではなく、誰が言ったのか」これも大事な戦法。

トウトウと説くにも、そういう話す時間や、重要さを理解させるチャンスを狙っていかなければなりません。

機運を自ら作り上げるのも、中間管理職の大きな役目と思っています。

だから、今私の元に来ている色々な営業をする方とは、細く、長く関係値を築いていこうと考えています。そして機運が到来した時に「待っていました!」と言わんばかりに、進めていくのです。

これが、成果を素早く出すための秘訣だと思っています。

闇雲に仕事はしてはいけない。何事も機運をみてやっていく。これが大事だと思っています。

次回もまた来てくださいね。

ひろぽん

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