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スナップ(SNAP):FY2021 4Q 決算 |フェイスブック決算のとばっちりをー蹴り、株価が58.8%上昇

今回は2022年2月3日に若年層に圧倒的に支持される写真・動画共有SNS「Snapchat」を運営するSNAP(スナップ)が発表したFY2021の第4四半期決算(10-12月)を解説していきたいと思います。

スナップ決算の前日にフェイスブックの決算発表によりSNSがあり、そのとばっちりを受けて株価が25%も下落して迎えた、スナップの決算発表

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1.2021年第4四半期(10-12月)業績ハイライト

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まずは業績から見ていきましょう。

2021年第4四半期(10〜12月)のスナップの売上高は前年同期比で約42%増の$1,298m (約1,500億円)、営業利益は▲25m(約28億円)、営業利益率は、2020年第4四半期の▲11%に対し、2021年第4四半期は▲2%に改善しています。

また当期純利益は上場して以来はじめて黒字化を達成

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調整後の売上原価は前年同期比と比べて7ポイント改善してきたことや、

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売上高に対する販売管理費比率も前年同期比と比べて同じ水準に維持できたことが奏功

2.決算説明会のハイライト

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続いてスナップが公表している2021年第4四半期(10-12月)の業績を主要なKPIとともに見ていきましょう。

スナップの主要サービスSnapchatの1日あたりの利用者数(DAU)は3億1900万人で、前年同期比5,400万人(20%)の増加

DAUの前年同期比は5四半期連続で20%以上の伸びを記録しており、すべての開示地域のセグメントにおいて、前四半期比、前年同期比ともに増加しました。

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ユーザー1人当たりの平均売上高(ARPU)は前年同期比18%増で、2021年第4四半期には4.06ドルに達しています。

3.業績の総括

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前回の決算発表時にAppleのiOSのアップデートにより、主力の広告のターゲティング精度が低下し、成果を上げるためのコストの増加や成果を測定することが難しくなってきていることが示されていた中での今回の第4四半期の決算、期待値が既に下げられていたということもあり、すべての項目で市場予想の平均を上回る決算となりました。

4.2022年第1四半期(1-3月期)ガイダンス

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さらに2022年第1四半期(1-3月期)のガイダンスは、フェイスブックの利用者の伸び悩みが、ソーシャルメディア業界全体の落ち込みを反映しているのではないかとの不安を広げていた中で、市場予想を上回る見通しが示されて、不安を払拭する結果となっています。

5.市場の反応

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今回のフェイスブックの決算発表を受けて、ソーシャルメディア業界全体の落ち込みを懸念が広がり、スナップもとばっちりを受けて25%の下落をしていた中で、迎えた2月3日の決算発表

今回の決算発表で成長が持続することも確認され、58%も上昇する結果となりました。

6.最後に


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