台湾を左回り旅（１） 台北到着編
２週間かけて台湾を左回りする旅。久しぶりの海外旅＆とても久しぶりの台湾で、いろいろな感覚を思い出しました。やっぱり海外旅は楽しい！
両替、悠遊卡（ヨーヨーカー）、リムジンバス、日本のホテルチェーン等を紹介してます。
台湾へ
アプリ
14:30発の飛行機のために成田空港へ向かうリムジンバスの中で、チャイナエアラインのアプリでオンラインチケットを再表示しようとしたら、”内部エラーが発生しました、しばらくしてから、もう一度お試しください。”と、、、
焦りましたが、空港に到着して設置されているディスプレイを見たら、フライトが遅れているとのことでした。アプリには、そう表示してほしかった。。。
やっと離陸
台湾からの飛行機が到着してお客さんが降りてから、いよいよ搭乗。
ドアが閉じられてからも待たされましたが、やっと16:30頃離陸。
江ノ島上空。
行ったことのあるスポットを、鳥のように上空から眺めるのは不思議な感覚。
ちょっと遠くに富士山も見えてきました。上部は茶色い山肌です。森林限界なのですね。森林限界は最近40年で上昇したそうです。地球温暖化が要因でしょうか。
機内にて 台湾版働き方改革？
「乗務員の休憩時間を取れなかったため、規則上労働時間が短縮されて、ドリンクサービスは無しで食事提供のみになる」旨のアナウンスがありました。
こう言われちゃ、誰も文句言えませんね。
もうすぐ台湾
途中少し揺れることもありましたが、順調に飛行してあと２０分ほどで到着予定。
台湾新幹線（台灣高速鐵路）と並んで桃園空港に向かう様子
着陸後の桃園空港の夕焼け
台北到着
台北桃園空港に無事到着。ネット記事で「台湾の入国審査ブースは大混雑なので、トイレに立ち寄らずに列に直ぐに並べと」書かれていたので覚悟をしていたのですが、ガラガラであっさりと入国できました。第2ターミナルは時間帯によっては混まない？
両替
小売店や露店での買い物等々で現金が必要となるので、空港で少し台湾元現金を入手しました。ついでにレート比較実験もしてみました。
◆銀行窓口にて日本円現金→台湾元現金
レート：4.79 [円/元] 他に手数料30元
◆銀行ATMにて日本の銀行口座→台湾元現金
レート：4.77 [円/元]
でした。詳しくは以下の記事に記載しています。
悠遊卡（ヨーヨーカー） Get!
スイカやパスモ（関東地方のカード情報ですみません）の様に、台湾には悠遊卡（ヨーヨーカー）というカードがあります。このカードに台湾元をチャージしておけば、バスや鉄道、コンビニ等でタッチ決済ができます。以前台湾を訪れた時（かなり前…）には存在しなかったので、今回入手する必要があります。
案内所で「ヨーヨーカーは何処で買えますか？」と聞いたら、「市内まではMRT で行くの？それとも バス？」と聞かれ「バスで」と答えたら、「バスターミナルで買えるから」と言われ、バスターミナルへの行き方を教えてくれました。
バスターミナルに着いたけれど、、、どこで買えばいいのかわかりません。
窓口で「ヨーヨーカーを買いたいんですけど」と言ったら、窓口から係の人が出てきてATMみたいな機械の前に連れて行かれ、画面表示の意味はわからなかったけど、言われるままにタッチ操作したら買うことができました。後で調べたら、購入したのは国光客運の回数券をチャージできる機能付き悠遊卡のようです。
いや、回数券を使う予定は無いのですが。。。
ホテルへバス移動 リムジンバスってこんなに混むの？
桃園空港から松山空港へ向かう国光客運のリムジンバス（国光客運1841）の停留所がホテルの近くにあり、MRT（地下鉄）を乗り換えながらの移動よりも手間がかからないのでバスでゆったりと移動することにしました。
さっそく悠遊卡を使って乗車。
リムジンバスって旅行者しか乗らないと思っていたのですが、空港を出てからも停留所に止まり、仕事帰りらしき人たちがどんどんと乗ってきて席が埋まっていきます。混まないと思ってトランクに預けずに横の席に置いていたバックパックを足元に置き直したら、さっそく座る方がいました。足元が狭くてすみませんm(_ _)m
その後も停留所に停まるたびに人がどんどんと乗ってきてどうなることかと思っていたら、高速道路に入ったようでそこからは停留所に止まらずに飛ばしました。空港周辺と、台北市内の停留所に停まるようです。時間帯によっては都市間の通勤バスにもなってしまうんですね。
サンルート台北ホテル 日本人率高し
最初のホテルは日本で予約した日本のホテルチェーンの「サンルート台北」。
内装は日本のビジネスホテルそのもので全く問題なく清潔。日本語を話せるスタッフがいるので最初の一泊目にお勧めです。旅慣れた人にはちょっと高いのかな。バスの停留所がすぐ近くで、MRT民権西路駅に歩いて行かれて便利です。
会員登録（無料）して宿泊すると100元のコンビニギフトカードを貰えます。その分宿泊費を安くしてくれよ！と思ってしまいますが、これは出張の人には好評だと思います。会社へ宿泊費の領収書を提出して、会社から宿泊費を受け取り、それとは別に100元貰えることになるので。これは日本のビジネスホテルあるあるです。
ロビーやエレベーターで見かけるのは日本人らしき人たちばかりで、日本人率がかなり高いと思われます。
桃園空港から国光客運のリムジンバス（国光客運1841）で来る場合は、ここで降ります。↓
夕食
ホテル作成の日本語ホテル周辺地図を貰って見たら、すぐ近くに牛肉麺のお店があるようなので向かいました。お店の人と話しても噛み合わない。。。よく見たら牛肉麺のお店は隣で、もう遅いので閉店していました。話していたのはステーキのお店の人でした。もっと台湾らしいものが食べたいなあとも思いましたが、雨が降ってきたのでここで食べることにしました。アメリカンビーフと違ってナイフが通りやすく、おいしい牛肉でした。これで800円ちょっとならば安いですね。
店を出た頃は雨が小降りになっていたので、近くの屋台で魯肉飯をさらに食べて夕食終了。一日の最後に台湾料理を食べられてよかった。
シェルターのある日常
ホテル近くのマンションにシェルター（防空壕）を示す標識が貼られていました。「台湾は中国の一部である」と主張する中国からの侵攻に備え、公共の建物のみならず、都市部では６階建て以上のマンションなどにも設置義務があるそうです。
こうやって現場で現物を見ると、台湾が置かれた厳しい現実を感じます。
台北の街全体で大規模な防空演習を行っている様子を、日本のニュース画面で見たことはありましたが、その時にはここまで感じていませんでした。やっぱり現場で自分の目で見ないと。
夜中にホテルの窓から通りを見たら、ごく普通の人たちが歩いていました。この国の治安は良さそう。
朝食
ホテルの地下一階に「大戸屋」があって、宿泊者は300元で朝バイキングを食べられるそうですが、私はホテル近くの屋台へ行ってみました。"夜市"だけど、朝から開店しています。
屋台のおばちゃんは「ニホン？」と聞いてくる。「ニホン」と答えたら、「こんにちは〜」とニコニコ。肉団子あんかけスープのビーフンを頼んだけど、おまけしてくれたようで、イカやその他いろいろ入っていました。
