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台湾を左回り旅(7) 台東編

2週間かけて台湾を左回りする旅。枋寮から莒光号に乗って台東にやってきました。ここでも台風の影響が残っていて、予定を変更することになりました。


台東までの車窓

枋寮では少し日差しもあったのですが、列車が駅を出発して山間部に入ると少し雨が降ってきました。青い海は見られない。。。

台東旧駅周辺が街の中心

台東駅へ到着しました。街の中心は台東駅から6km程離れています。以前は鉄道が通っていて、その駅(台東旧駅)があった周辺です。バスターミナルもそこにあります。

街の中心までのバスが少ない!

台東駅周辺は商店や宿が少ないので、街の中心の宿を予約しました。そこで、まずは街の中心にあるバスターミナルまでバス移動します。該当するバスの時刻表を見たところ、何と一日6本しか無いことが判明!
そのため、他のバスが停止する度に「このバスはバスターミナルを通りますか?」と聞いていました(念のために)。

台東駅(台東火車站)からバスターミナル(台東轉運站)への8172バス時刻表

後でわかったのですが、8168Aバスでもバスターミナルへ行かれるようです。
ちなみに、8172や8168Aなどの記号は、バス前面の上に表示されています。英数字の記号なので、誰でもバスの識別ができますね。
日本のバス前面の上の表示を見てみると、「大59」などの漢字と数字を組み合わせた記号と、漢字表記の行き先が書かれていました。漢字が分からない国からの人には、日本のバスの識別は難しいでしょうね。

台東旧駅

バスターミナル隣の台東旧駅にはプラットホームや線路、車両が残されて、展示されています。

台東旧駅の展示

かつてはこの台東旧駅と花蓮間を結ぶ170kmの路線を、線路幅762mmのナローゲジとしては世界最高速の時速75kmで運行していたそうです。

車両は東急車両製でした
TOKYU CAR JAPAN

台風の影響

周遊バスは台風のため運休

台東では「台灣好行 東部海岸線(8101)」周遊バスで阿美民俗センターなどを巡る予定でした。阿美民俗センターでは、民族パフォーマンス見学等々で、台湾原住民(日本では先住民と言います)の伝統文化を体感・学習できます。
そのつもりで、バスの出発時間に間に合うようにバスターミナルに行って、初めて張り紙に気が付きました。台風の影響で2023年9月15日まで運休との事。

台灣好行 東部海岸線は運休(2023年9月8日撮影)

ショックを受けながら、バスターミナルの窓口に行って「他の周遊バスはありませんか?」旨聞いたところ、無いとの事。そして観光案内所まで連れて行ってくれました。
観光案内所では、阿美民俗センターも休館だろうから三仙台に行ってみてはどうか?と提案され、路線バスでの行き方を教えてもらいました。

三仙台に行ってみたけれど

バスで1時間半かけて三仙台近くのバス停に着きました。歩いて三仙台まで向かいましたが、沿道の駐車場に車は止まっていません。「もしや。。。」とも思いながらも歩き続けたところ、ビジターセンターの外に係員が何人かいました。「クローズ」との事。。。日本からやって来たアピールをしたところ、何か相談してから「この先を左に曲がって、さらに歩くと左側に展望台があるから、そこまでは行ってもいい」との言葉を頂きました。

三仙台跨海歩橋

天気が良ければ眺めが良くて、奇石巡りなどもできたのでしょうね。それでも、行ってみて良かったです。1時間半のバスから見た街の風景も楽しかったし。

台東美術館の不思議なオブジェ

宿から歩いて行かれる台東美術館を見学。
展示も建物の作りも前衛的。

台東美術館

その後、庭に出たら不思議なオブジェが。私は大好物です(^ ^)

この子は何をしているのだろう?
歌の指導?
後ろの鳥は静観している?

台東で食べたもの

素朴な豆花が美味しかった
雞肉飯といろいろ(名前忘れました)
おいしかったので
チャーハンリピート

再び台東駅へ

台東駅

街の中心に2泊後、台東駅へ戻ってきました。台風の影響で阿美民俗センターなどに行かれなかったことや、青空の下の三仙台を見られなかったのは残念でした。台東には、今度は天気の良い時に訪れたいです。
ここから太魯閣自強号で花蓮へ向かいます。

太魯閣自強号

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