台湾を左回り旅(補足3) 両替方法
2週間かけて台湾を左回りする旅にて、円をもとにして台湾元で支払うための方法について説明します。他の国々でもほぼ同じ方法です。
両替の種類
キャッシュレスの時代ですが、旅先では小売店や露店での買い物、交通機関の料金等々で、現金が必要となる場面が多くなります。
旅先で現金(現地通貨)を準備する方法は次の通りです。
どの国でもほぼ同じですね。
(a)銀行系デビットカードで引き出し [*1]
自身の銀行口座から現地通貨で引き出す(手数料なし)
・グローバルパス(SMBC信託銀行)
・三菱UFJデビット(三菱UFJ銀行 )
・Visaデビットカード(りそな銀行)
等
(b)その他のデビットカードで引き出し [*1]
業者に預けたお金を現地通貨で引き出す
・WIZE(手数料1.75%@月30,000円以上の場合)
・Revolut(手数料2%@月25,000円以上の場合)
等
(c)クレジットカードでキャッシング [*1][*2]
クレジットカードで現地通貨を引き出す(キャッシングなので、次の引き落とし日まで金利がかかる)
キャッシングの年利は15〜18%程度(30日換算で1.2〜1.5%程度)
・三井住友カード
・セゾンカード
等
(d)銀行で両替
銀行窓口またはATMにて各種通貨を現地通貨に両替
(e)両替商 [*3]
街の両替ブースで各種通貨を現地通貨に両替
レートが意外と良い時もある。
(f)闇両替 [*3]
街で声をかけられたりして、各種通貨を現地通貨に両替
*注意点
[*1] 独自に追加手数料を取るATMもあるので注意しましょう。急いでいなければ、他のATMを探した方が良いです。
[*2] 日本で発行したクレジットカードは使用不可のATMもある様です。
[*3] 小売店などのお釣りを含め、現金を受け取るときはボロボロな札等が含まれていないか注意しましょう。使う時に受け取りを嫌がられる事があるので。ババ抜き状態です。
台湾での私の両替方法
現金には持ち主名やパスワードが付いていませんので、失くしたら(盗られたら)おしまいです。なので、
①多額の現金(日本円含む)は持ち歩きません。
②クレジットカード支払い可能な場面では、クレジットカードで支払います。
③台湾元現金の追加が必要な時は、ATMにて自身の日本円口座から両替された台湾元を引き出します。
以下は、③項についての詳細説明です。
私は自身の両替方法を紹介するだけであり、この方法を実践したことにより何らかの不利益が発生した場合の補償等は一切できません。自己責任でお願いします。
ATMにて自身の日本円口座から引き出す方法
銀行系デビットカード:グローバルパス(SMBC信託銀行)
海外のATMにて引き落とすと、自身の口座から現地通貨で即座に引き落とす幾つかのサービスがあるようです。私はSMBC信託銀行のサービスを利用しています。もともとは米CitiBankのサービスで、CitiBankが日本法人の規模を縮小する際にSMBC信託銀行が買い取ったそうです。日本の銀行には同様のサービスが無かったのでCitiBankの頃から利用していますが、引き落としができない等の事態に見舞われたことはありません。
事前準備
円普通預金口座を開設して、日本円を預金して下さい。
GLOBALPASS(多通貨Visaデビット一体型キャッシュカード)を入手してください。暗証番号変更は、カード再発行が必要となるので注意してください。
ATM操作方法
海外のATMでの具体的な操作方法は、↓以下のサイトで「海外ATM基本操作方法」をクリックすると表示されます。
サイト上で「マルチマネー口座」についての記述がありますが、その口座は台湾元に未対応ですので無視して構いません。「円普通預金口座」についての記述部分を見てください。
注意点
尚、預金残高等の条件を満たさない場合は、口座維持手数料が必要です。
月間平均で50万円以上預金していれば大丈夫な筈です。
詳しくは↓以下のサイトを見てください。
実際にレート比較してみました
①日本円現金→台湾元現金 レート:4.79 [円/元] 他に手数料30元
2023/8/30 台北桃園空港の兆豐国際商業銀行窓口にて
レート換算日 2023/8/30
②SMBC信託銀行日本円口座→台湾元現金 レート:4.77 [円/元]
2023/8/30 台北桃園空港の兆豐国際商業銀行ATMにて
レート換算日 2023/8/30
③VISAクレジットカード→台湾元支払い レート:4.72 [円/元]
2023/8/30 ホテル宿泊費をVISAクレジットカードで支払い
レート換算日 2023/8/31
③だけレート換算日が一日違うので正しい比較ではありませんが、レートの面からも、クレジットカード支払い可能な場面では極力クレジットカードで支払う方法が良いようです。
①と②の比較から、レートの面からも、台湾元現金が必要な時は、ATMにて自身の日本円口座から両替された台湾元を引き出す方法が適しています。
他の方法
クレジットカードでキャッシング
キャッシングなので、次の引き落とし日までの金利がかかります。
台湾では、日本で発行したクレジットカード使用不可のATMもある様です。
↓以下のサイトによると、
「ショッピング枠の場合、支払い方法によっては金利がかからず、1回払いでは金利が発生しません。一方、キャッシングの場合は、どのような支払い方法であっても、必ず金利が発生することになります。」
「海外キャッシュサービスを利用する際は、クレジットカードに「海外キャッシュサービス設定」をしておく必要があり、ここにも限度額が設定されています。この設定が完了していないと、そもそも海外キャッシュサービスが利用できず、当然ながら現地通貨を手に入れることもできなくなってしまうので気をつけてください。」
とのことです。
↓以下のサイトに海外キャッシングの方法が記載されています。
その他の、自身の口座から現地通貨で即座に引き落としできるサービス
ネット上で見つけた幾つかのサイトを紹介だけしておきます。
私は利用したことがありません。自己責任でお願いします。
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