【今朝のコラム】 ちょいワルについて
【今朝のコラム】
一昔前、ちょいワル親父という言葉が流行り、当時、幼かった娘にその意味を問われ、3歳児には説明が些か困難であった為、「頭が少しだけ弱いお父さんのことを言うんだよ」と説明したことがあった。想像以上に、娘はしっくりきたようで、彼女のボキャブラリー群にそのフレーズがラインナップされており、全身ラメ入りジャージを着た、どう見てもカタギではない初老を指し、パパ見て、ちょいワルちょいワル、と叫ぶのであった。勿論、僕は頭が少し弱い父親を演じ、娘を連れて春の人混みに逃げたのは言うまでもない。
つづく